俺論

・両翼のツバサ

右翼とか左翼という言葉を
初めて聞いた時は、
正直、何のこっちゃよくわからなかった。

フランス革命期の国民公会で
議長席から見て
左側に居た急進派を左翼、
右側に居た保守派を右翼と呼んだことからきている。
らしい。

左翼や右翼の意味合いは
時代によって
相対的に変化すると思う。

左翼が反社会的な意味を持つときもあれば、
右翼が反社会的な意味を持つときもあるかもしれない。

ちなみに
国民公会では
右翼と左翼の間に中間派も居た。

右翼だ左翼だなんて聞いても
未だに何のこっちゃわからない。

てか、右翼だ左翼だ、どうでもいい。
俺は俺だ、俺翼だ。

右翼?
左翼?

それらの言葉に定着してしまったイメージ、
日常会話では避けた方が良いというイメージ
だけが付き纏う。

右翼は危険だとか、
左翼は売国奴だとか、
そんなレッテルはどうでもいい。

こういう考え方だから右だとか、
ああいう考え方だから左だとか、
そんな固定観念に囚われるのは止めろ。

お前は右でも左でもない。

お前はお前だ。

俺には右手も左手もある。
右半身、左半身、
どちらか片方だけあれば、いいです。
なんて無理だろ?

方翼だけじゃ空、飛べないだろ。

右寄りの時もあるかもしれない。
左寄りの時もあるかもしれない。

でも
確実に言えるのは、
翼ってのは、左にも右にもついているって事。

どちらか片っぽしか無いなんて事は、有り得ない。

天高く大空を舞うには、
バランスとれた両翼のツバサが必要だ。

ページ上に戻る

inserted by FC2 system