皇暦2677年(西暦2017年) 東京都議会議員選挙

待機児童問題はゼロにする必要があるのか。

僕の考え方として、
待機児童問題は、
基本的にはゼロに固執する必要は無いかと思っています。

僕は、基本的に、
蛇口から出る水を調整して、
バケツの穴を塞ぐという作業が大事かと思っております。

待機児童解消のために保育所を作れば、
本来、必要としていない人まで、
保育所が使えるなら私も使いたいとなり、
いたちごっこになります。

皮肉なことに、
待機児童対策をすればするほど、
待機児童が増え、待機児童が一時的にゼロになったとしても、
待機児童ゼロをキープし続けるのは難しいのではないかと僕は想像します。
なので、
政治的なキャッチコピーで「待機児童ゼロ」という文言に固執するよりも、
いかに子育て政策をするか、待機児童対策をするか、が大事かと思います。

予算には限りがあります。

待機児童ゼロに
こだわってしまえば、財政が苦しくなっていきます。

お金が湯水のようにあれば、別ですが、
待機児童問題だけに使う訳にもいきません。

僕は自己責任論者の傾向があるので、
基本的に、自分で、やりくりするべきという考えです。

なので基本的には、
待機児童問題は、
子供を預けなければ、
生活が成り立たないという人にだけ絞るべきかなとは思います。

経済的に余裕がある方は、
ベビーシッターや私営の施設に預けたり、
家族や友人、ご近所さんに預けられる人は、
そこで何とかしてもらうようにするべきです。

また、待機児童をゼロにしなきゃいけないというような対症療法ではなく、
待機児童が発生する根本的な原因を解決するべきだと私は思っています。

つまり、
経済的に苦しいので子供を預けたいというのであれば、
経済的に苦しくならないようにするための政策を実施したり、
離婚が原因であれば、学校で道徳教育をしていくとか、
時間はかかると思いますが、
発生した待機児童をゼロにしようという事よりも、
長期的な視野で、
待機児童が発生してしまう原因を
根本的に解決していくべきだと思います。

もちろん、今、喫緊で、
必要な待機児童対策をしていくのは言うまでもありませんので、

グダグダ前置きを述べましたが、
取り急ぎ、短期的な視野において、
私の待機児童対策を述べさせて頂きます。

待機児童がゼロにならない問題は、3つあります。

1、利用希望者の急増
2、開設コストが、かかりすぎる
3、保育士不足
(皇暦2677年西暦2017年3月4日放送 特報首都圏「待機児童ゼロ、実現できるのか!?」より)

1、2、の対策として、

私は、

・規制緩和をして、簡易的な保育所を都内100カ所以上に作ります。

詳しくは分かりませんが、
たぶん、現状は、保育所の設置基準が厳しすぎて、
簡単に、保育所が作れないんじゃないかと思います。
それを規制緩和して、簡単に作れるようにします。

簡単に、保育所を作れるという事は、
もし今後、待機児童が少なくなった時に、保育所の撤退がしやすいという事です。
つまり、その時々の待機児童の増減に合わせて、
保育所を設置できるようにすればいいと僕は思います。

そうする事で、保育所の開設コスト撤退コストを抑える事ができます。

具体的に言えば、
学校の空きスペースや、空き屋、幼稚園等の活用です。
現在、空いているスペースや、
例えば幼稚園が終わった後の時間帯等を活用すれば、
こちらにとっても、相手にとっても、ウィンウィンなケースが多いかと思います。

また、保育園児が集団で散歩してる様子を見かけたりしますが、
子供の面倒を見るだけなら、
わざわざ散歩したり、歌を歌ったり、する必要性って無いと思うんですね。
保育というよりも、
自分が仕事をしている時に、
面倒を見てもらう事が第一なのですから、
マンションの一室か何かで無事に預かってもらえれば、良いわけです。

運動したり、何かしらの保育教育したり、とか、
色んなオプションを付けてしまうと、
それに見合った施設を用意しなければなりませんが、
ベビーシッター的な感じで、
トイレに行かせたり、ご飯食べさせたり、お昼寝させたり程度なら、
何もわざわざ、大層な施設を用意しなくて済みます。
もちろん、子供の安全安心を確保するために、
しっかりと世話をする必要はあります。
でも、その代わり、サービスを限定するという風にすれば、対応は可能だと思います。

LCCの格安飛行機とか、あるじゃないですか。
そういう感じに、低コストで運用できるようにすればいいと思います。
子供の安全を配慮した上で。
お金だって無限にある訳ではないのですし、
大きな施設を作って、
待機児童居なくなりました、必要無くなりました、建物、無駄になりました、
なんて事になったら、もったいないですから、
必要無くなった時でも、簡単に撤退できるように、
規制緩和して、対応していくべきだと私は思います。

3の保育士不足に関しては、

・保育士の月給を10万円上乗せします。


画像は皇暦2677年西暦2017年4月24日放送ビビットより

保育士と全産業の給与格差は10万円以上の開きがありますので、
僕が東京都知事なら、
保育士に毎月10万円支給して、保育士を確保します。

保育士やって、
すぐに辞められても困るので、
最初は、3ヶ月勤続後に30万円支給、
以後は1ヶ月ごとに10万円支給という風にします。

財源としましては、
僕は2020年東京オリンピックパラリンピックを中止するつもりなので、
それで浮いた財源を充てます。

もし2020年東京オリンピックパラリンピックを中止に出来なかった場合は、
外国人生活保護の廃止や生活保護費不正受給を撲滅し、
それで得た財源を充てるので問題ありません。

また保育士さんの補助として、
グランドシッターの活用やパートやアルバイトの積極的活用をして、
人材不足を補います。

このような対症療法的対策を講じつつも、
根本的に待機児童が減るように、
長期的な視野で、原因療法として、対策を講じて行きたいと思っております。

大企業とかであれば、
福利厚生として、会社に託児所、保育所を設ける事を義務付けし、
会社に子供と共に出勤し、
子供と共に退勤するというような形もアリかなと思っています。

または、
いっその事、
子ども手当で月に10万円支給して、
あとは個人で何とかしてください。ってのも、あるよ。

ふと思った。
保育士さんに月10万円支給するなら、
子供手当で月10万円支給でも、いんじゃないの、と。日本、少子化だし。

俺は、個人で何とかしようとするタイプの人間なので、月10万くれる方がいい。

例えばだけど、子供2人で20万円、3人で30万円。
子供産んで育てるだけで生活できるぜ、げへへ。って俺は思うタイプだね。
でも、
それでギャンブルやったり、海外旅行に行かれたり、貯蓄に回されても困るから、
現金給付ではなく現物給付にする。
例えば、東京都内で、食品とか実生活に必要なものだけ使える、
東京都内限定の地域通貨を作り、
有効期限付の地域通貨10万円分を支給するとか、ね。
そうすれば、ギャンブルやったり、海外旅行に行ったりという事は、避けられる。
有効期限付だから、貯蓄も回避され、使い切ろうとする。
内需拡大、経済も活性化する。
もっとも、浮いたカネで、他の用途に使われてしまう事までは避けられない。。
だから、ギャンブル税や海外旅行税とか作って、その辺は抑制はさせたい。
まあ、あくまで、叩き台というか、例えばだけども。

ま、その辺ふくめて、諸々、都民にヒアリングしたりして、参考にしたいかな。

こんな感じに、
俺なら、試行錯誤、トライしますんで、そのうち上手く行くかと思います。

以上です。

(皇暦2677年6月1日綴り終わる)

出生数 初の100万人割れ 16年、出生率も低下1.44  :日本経済新聞



画像は皇暦2677年西暦2017年6月2日放送日経プラス10より


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