輝樹教の教え
・自分の頑張りが周りの害になっていないか考えろ。
これ、よくある事なんですよ。
自分は周りのために、
例えば、
お客様のため、
会社のためにとか、
まぁ、良かれと思って、
頑張ってるんでしょうけど、
独りよがりの頑張りだったりするんですよね。
勝手な思い込み、妄想、こうした方がいい、みたいなね。
こーゆうのは
神経質でこだわりを持つ強者（立場が上の者）に多いんですよ。
神経質だから色々と気になる、
ベテランだから、ちゃんとしないといけない。
みたいなのがある訳ですよ。
もちろん、それは大事な事なんですけども、
今までやってきた積み重ね、経験で、
これは、こうだ。ってのが凝り固まっちゃってて、
でも、現実は新しい人が入ってきたり、
新しい事を覚えたりと、少しずつ変わってくるのですが、
自覚症状のないまま、
これが正しいだろうと頑張ってしまうんです。
本人は、
これで問題ないだろうというつもりでやってるんでしょうけど、
周りからすれば迷惑だったり、
そこ、頑張るんだったら、こっち頑張って欲しいんだけど。。。
みたいなのあるわけです。
もちろん、
その頑張りも、
そうした方が良いと思ってやってる訳ですから、
良い事だって当然、あります。
しかし、
全体的に考えた場合、
得られるプラスよりも、
マイナスが上回ったりするんですよ。
全体がプラスになるなら良い頑張りになりますが、
独りよがりの頑張りは、
自分側だけから見た、得られるプラスしか考えてないんです。
もしくは思慮が浅いんです。
全体を見ていないんです。
ただ正論を言えばいいと言うものではありません。
相手の性格や立場、状況などあらゆる事を考える必要があります。
独りよがりの頑張り、偽善的正義感は、
本人がスッキリするだけで、
本人が気持ち良くなるだけで、
その事によって、
物事が上手く回らなくなったりして、
全体的に見れば、
マイナスだったりする事まで俯瞰して見えていないんです。
自分が出来てると思っているから全体を見るようになる。
そして、人の粗が見えてしまい、
そのうち、人の粗を探して、注意するようになる。
それが良い事正しい事だと思って。
しかし、
それが却って全体にとって悪くなっているのに、
それに気付かず、
自分は出来てる、少なくとも間違ってはいないだろう。
なんて思っているだけではなく、
自分にだって粗があるのにもかかわらずですから、タチが悪い。
みんなのため、
お客様のため、
会社のため、
社会のため、
様々な大義名分を糧に正当化してるのでしょうけども、
結局は、
こうした方が良いだろうと思い込む自分のためにやっているのです。
周りが自分に合わせてくれてる事に、気付いて動かないといけません。
全てがそうだとは思いませんが、
自覚症状が無いだけに、
自分は大丈夫か？と自問し、
全体を考え、気を付ける必要があります。
やろうと思えばやりたいようにやれる側と、
そうでない側の立場を考える必要ががあります。
書いてる僕ですら、
たぶん、
独りよがりな頑張りになってしまっている事もあるとは思います。
自分の頑張りが、
全体を見て、有害になっていないか？
考えなさい。
自分が正しいと思ってる事が、
誰か何かの苦痛の上で成り立っていないか？
考えなさい。
自覚して、
なお、やってるなら、
もう、それは、しょうがない。
やるに値する理由があるんだろうから。
無自覚でやってるのは頂けない。罪だわ、それは。
