輝樹教の教え

・陰口は自分に跳ね返ってくる。

陰口はなるべく言わない方がいい。

理由は自分に
跳ね返ってくるから。

余程の気心知れた仲なら別ですが、
そこまでの仲でないのなら、
陰口は慎んだ方がいい。

というのは、

この人、
よく陰口言ってるけど、
ひょっとしたら、
私が居ない所では、
私の陰口を言ってるんじゃないかと、
思うようになってしまうから。
遠くで聞こえた「…だよね。」すら、
自分の事を言ってるんじゃないかとさえ。

もちろん、そんな風に思わない人も居るでしょう。

一緒に陰口、言いあって、
能天気に、
ああだね、こうだね。
言いあって、それで終わりの場合もあるでしょう。

でも中には、

「てか、私の陰口も、言ってんじゃないの??」って思う人も、居るはずです。

そうなると、
もし自分が粗相をしてしまったら、どうしよう。。。
陰で何を言われるかわからない。。。という心理になってしまう訳です。

その結果、
自分の知らないところで陰口を言われるのが嫌だから、
陰口を言う人の前では、
自分を出さない様に消極的になってしまいます。

だとしたら、
ストレス発散で言ってるのか、
場を盛り上げようとして言ってるのか、
定かではありませんが、
陰口を言う事で、

その本人は、
知らず知らずのうちに
腫れ物に触るような扱いをされてしまう訳です。

大抵、陰口なんて言う人は、
毒舌家であったりもしますから、周りは萎縮したりもするわけですよ。

リスペクトとして気を遣われる訳ではなく、
要注意人物として、
気を遣わなければいけない対象と化してしまうのです。

つまり、
人として、嫌だなぁ。という対象に思われてしまうのです。

そんなん、
本人的にも嫌でしょうし、
周囲の関係も歪になりますから、全体にも悪影響を及ぼします。

特に気を付けなければいけないのが、

裏では陰口を言ってるのに、
表では陰口を言ってる相手と、仲良く接する事です。

程度にも寄りますし、
陰口を言い合う仲にもよりますが、
これは、人格を疑われます。

いったいぜんたい何考えているのか、わからない。
どういう精神なんだ。となってくる訳です。

こうなってくると、
自分の前で陰口を言ったり仲良く接している事すら、
疑うようになってきてしまうのです。

だって、
自分の目の前で、
陰口を言ってた人物と今まさに仲良く話しているのですから、
ってなると、
実は自分も陰口を言われてるんではないか、と思ってしまう訳です。

なので、
陰口を言うというのは、
とても難しく、とても技術が必要なんです。

あの人は、ああいう感じキャラだからね~。とか。

でも、
その人が手の平かえたように、接してたら、
ええっ!って思ったりするじゃないですか。

けど、
それがワザと誇張してギャグ化させていたら、
アリだったりもしますし、

状況によりけりなので、難しいんです。

たとえ、やれたとしても、
オールレンジで全てに対応する事は困難ですから、
いずれにしても、
陰口は、
言ったら言ったで、
知らず知らずのうちに
思わぬ誰か何かを不安にさせたり傷付けたりしてしまっているでしょうし、
回り回って、その刃は確実に自分にも向く事になります。
自覚しないうちに。

陰口をどうしても言わざるを得ないという時もあるでしょうし、
上手く使えばコミュニケーションツールにもなりますので、
絶対、陰口を言っちゃダメとも思いませんが、
陰口を言うなら、
上手くやらないと、思わぬトラブルを引き起こす事になります。

もし、

陰口を言うとしたら、

言ってよい条件を挙げます。

3つあります。

1、どうしても言いたい時、または、言わざるを得ない時、または、言った方がいい時。

2、信頼している間柄だけに。

3、その信頼している間柄に愚痴を言う際に、せめて初回だけでも、
「愚痴を言うけど、ここだけの話だからね」的に自分と相手との信頼関係を明示し、
その信頼関係を破綻させない事。裏表を見せても不安にさせないように手を打っておく事。

この3つが大事。

多くの人が、3を疎かにしてる気が、私はします。

ここが最も大事なのにね。

次に、1も大事。

むやみやたらに陰口は言わないものです。

撃っていいのは撃たれる覚悟のあるヤツだけです。

陰口言うなら、撃たれる覚悟もしておきましょう。

でも、2も大事なのかな、
聞き役としてさ、
どうでもいい相手に陰口を言っちゃったりするって事も。割と、あんじゃん。
それも注意なんだよね、本当は。

こいつになら、喋っても平気だろ。と思ってたら、
あとで痛い目を見るって事もあるかもしれない。




 

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