俺学

・横浜地産地消フォーラム2009等でのメモ書き

農家の減少理由
農家の固定資産税・相続税のため
農家の固定資産税・相続税を免除、減額させてはどうか。
現在は生産緑地がそういった対象となっており、
横浜市での農家の生産緑地は340ヘクタールくらいあるそう。

100メートル×100メートル=1ヘクタール

日本の食の安全を守るには倫理観や道徳が必要

稲作は少ないが、
横浜市には農業専用地域が1033ヘクタールある。
東京都中央区とほぼ同じ面積。農地面積は3274ヘクタールある。

日本の畜産物の8割が米国産のコーンを食べているが、
味は劣るがたくさん収穫できる飼料米を作り、
それを米国産コーンに変えて畜産物の飼料としたらどうか。
減反するんであれば。
つまり日本人のほとんどが畜産物などを通して大量のコーンを食べている。

米を飼料とした鶏の卵の方がオリーブオイルに含まれるオレイン酸が含まれる。
一方とうもろこしを飼料とした鶏の卵にはリノール酸が含まれる。

農業・漁業は消費者が買い支える。

国防・食の安全も崩壊。頼みの綱の経済も崩壊しつつある。

国産若鶏=ブロイラー

取引から取組へ変える。一方的なものから交渉する。

エシカルソーシング→
企業が低価格商品をウリにしているのには
何か杜撰なところがないかと見張る市民活動

黒毛和牛の霜降りは
ビタミンコントロールといって
ビタミンを欠乏させて
霜降りでない肉を霜降りにさせているものもある。
意図的に。

戦後直後に出来たJAS規格を改定する。
悪い例はミツカンの米酢、
これは食料のない時代の基準だから、
米酢なのに米の量が少ない。
良い米酢は米の量が多い。
富士酢プレミアムなど。


横浜の農業と地産地消

横浜市の農業
農業産出額 約101.4億円→平成18年度は、県内1位

野菜・果物・花き生産量(平成18年度)
全国順位はコマツナ2位、カリフラワー8位、キヤベツ10位

横浜市の農業の現状
農家戸数4423戸 農業就業人口6577人

農地面積3274ヘクタール→市域の7.5% 全国では12.5%

野菜生産量 約6万トン→約70万人分生産(市民全体の5分の1弱)

果物生産量 約2OOOトン→「浜なし」1440トン前後

農産物直売所 おおむね1OOOか所

横浜の農業と地産地消フォーラム2009より

 

以下、
平成21年11月26日開催 食の安全を考えるシンポジウム
講演「食料資源と食の安全を考える」より
(講師 NHK解説委員 合瀬 宏穀 氏)


食料自給率は
和食にすると、60%
中華だと、30%
洋食だと、25%。

肉を食べれば食べるほど、食料自給率は下がり、
米を食べれば食べるほど、食料自給率は上がる。

たった1キロの鶏肉を作るのに、エサとして4キロの穀物が必要。
たった1キロの豚肉を作るのに、エサとして7キロの穀物が必要。
たった1キロの牛肉を作るのに、エサとして11キロの穀物が必要。

アメリカはトウモロコシやさとうきびなどのバイオ燃料を推進。
中東の石油依存脱却、
CO2削減、
穀物価格上昇、
と、
一石三鳥になる。

肉を食べるなとは言わないけど、
エサを国内で賄って、
それに伴い、肉の値段が適正に上がるってのが、自然だと思うけどね。
ハレの日、ケの日でさ。

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