外交、領土問題

・義務的管轄権受諾宣言を撤回する

(皇紀2674年4月21年放送 ここがポイント!!池上彰解説塾より参考)

義務的管轄権受諾宣言とは、
どこかの国が自分の国を国際司法裁判所(ICJ)に訴えた時に、
どんな裁判でも必ず応じますよ。という宣言である。

世界で70ヶ国が宣言しており、
日本も宣言している。

この宣言をしなければ、
一方的に訴えられても、裁判に応じなくても良いのだ。

このため、
韓国は、日本が裁判で竹島の領土問題を解決しようと言っても、
応じなくて済んでいるのだ。

しかし一方の日本は、
訴えられたら必ず応じると宣言しちゃってるから、
オーストラリアに、捕鯨をするな。と訴えられて、
裁判をせざるを得なかった。
結果、日本は裁判で負けて、捕鯨禁止。
阿呆過ぎる。。とほほ。。。。

IWC(国際捕鯨委員会)では、
88か国中、49カ国の反捕鯨国と39カ国の捕鯨支持国と
割かし勢力が拮抗しているので、
日本に捕鯨止めさせる事が出来ない。

日本の義務的管轄権受諾宣言を逆手に取って、
オーストラリアは裁判に持ち込んで日本の調査捕鯨を禁止させる事に成功。

俺が統治者なら、
そんなもんに負けようが、勝手に商業捕鯨をやるけども、

そもそも、
外交的に考えても、
訴えられた時に、応じるか応じないかを決めればいいにもかかわらず、
あらかじめ宣言をしている日本は戦略的に大いに問題がある。

理不尽な訴えをされても、
宣言を出してしまっていたら、
回避する事が出来ない。
その上、こちらが宣言していても、
向こうが宣言していなければ、裁判に持ち込む事が出来ない。
防御も出来ない、攻撃は成立しないはで、
これは戦略上、大変な欠陥である。

今回の放送を見るまで、
俺は今まで、日本側も拒否出来るかと思っていたが、
日本は宣言してしまっているために、拒否出来ないわけだ。

マジ、日本、アホだぜ。
何やってんだよ。クソ野郎。

まさに、百害あって一利なし。である。

もしあるとすれば、
日本は真面目で相手を思いやる国だ。くらいである。
それすら、
捕鯨の裁判では、仇となった。

日本の調査捕鯨計画では、850頭を捕獲するはずが、約100頭しか捕獲せず、
クジラの種類も3種類を捕獲するはずが、1種類しか捕獲しなかった。

これは、反捕鯨の世界的世論や反捕鯨団体シーシェパードの妨害を受けて、
良かれと思って少なく捕獲した日本のバカ生真面目な行動が仇となり、
本当に調査捕鯨としてやるならば、計画通り捕獲するはずである。
と指摘され、負けた。との事。

戦後日本の、こういう従順に振舞っていれば、下手に出ていれば、
理解してくれるだろう、わかってくれるだろうという外交のやり方は
いい加減止めるべきだ。
慰安婦や南京問題だって、そうだろう。
いい加減、わかれバカ。

戦前の日本人なら、胆力があったから、
いくら妨害されようとも、調査捕鯨は計画通り実行しただろう。
筋を、道理を、通しただろう。

戦う事を恐れ、筋を曲げ、相手の意を酌んだのに。。。とか、
そんなのは世界で通用しない。

そんな事をするから、道理に合わない事をするから、付け込まれる。

ノルウェーやアイスランドは、
知るかボケで商業捕鯨をやっている。
日本は真面目に商業捕鯨はやりません。
しかし、調査捕鯨はします。
でも、その調査捕鯨は計画通りやってません。
それじゃあ調査捕鯨をきちんとやってないじゃないか。
適当に商業捕鯨をやってる小狡い国じゃないか。
と思われる。
だったら、最初から、
ノルウェーやアイスランドみたいに商業捕鯨をやってた方が潔い。

今やクジラが沢山、魚を食べるせいで、漁獲量が減っているというのが
調査捕鯨の結果わかってきているんだから、
調査捕鯨から商業捕鯨に切り替えればいいのに、そう訴えればいいのに、
日本は、ずるずる調査捕鯨やってるだけ。

戦略も無く、こんな調査捕鯨やってても、いずれダメになるだろう。
捕鯨裁判の敗戦を機に、ちゃんとした戦略を構築されたい。

勝負なんてものは
実際に勝負する時よりも、
それ以前の、見えない場で勝敗が決する事の方が多かったりする。
そういう状況を整えるように努め、
上手くこっちに有利になるようにして行く必要もある。
道義的に、それを良しとは思わないけども、
向こうがそう仕掛けて来るならば、こちらも先手を打つしかない。

ま、俺なら、
勝手に商業捕鯨をやる。
理由は日本の文化だから。
次に言うなら、
クジラが増えすぎて適切に捕獲する必要があるから。
それで終わり。
外国に文句言われても気にしなければいい。

あ、話戻すけど、ともかくも、
日本にとって、
こんな不利な宣言は早急に撤回するべき。

ウィキペディアで調べると、
アメリカとフランスは宣言を撤回していると書いてある。

また、アメリカさんは、ニカラグア事件において、
国際司法裁判所の判決をシカトしている。
さすが鬼畜アメリカだな。笑
汚くズルイ国である期待を本当に裏切らない。

アメリカ様がやってるんだから、
属国日本も、
この前例に倣って、
今回の捕鯨の判決をシカトすればいい。
お前らは前例とか好きなんだろ。

俺はアメリカどうこうかかわらず、
主権国家として、俺のやりたいようにやる。
そんなクソみたいな裁判の判決に関係なく、捕鯨も適切にやる。

以上です。


追記

皇紀2675年(西暦2015年)6月6日放送
池上彰のニュースそうだったのか!!より参考

竹島も拒否されたけど、

北方領土問題でも
日本が訴えたのに、
当時のソ連に訴えたのに、拒否されました。

一方、
日本は皇紀2618年(西暦1958年)に
他国からの提訴に応じ判決を受け入れる
「義務的管轄権」受諾を宣言してしまっている。

そのため、
日本が
尖閣諸島で
支那(中国)から訴えられたら、
その訴えに応じ、
その判決を受け入れなければいけなくなっている。

もっとも、
尖閣諸島に関しては
支那に分が悪いので訴えてくる事は今のところは無いだろうけど、
尖閣諸島だけでなく、
この先、何か問題があって、向こうが勝てるなと思ったら、
訴えてくる可能性があるので、
ほんと、義務的管轄権受諾宣言なんて撤回してしまった方がいい。

外交戦略上、不利である。



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