外交、領土問題

・日本の現実的な共同体は、こうだ

俺は他の項目で、
親日国家で共同体を作るべきだと、
言っているが、
現実的な路線で考えれば、
東南アジア諸国連合共同体に参加させてもらうのも悪くはない。

ASEAN東南アジア諸国連合は、
2015年にまでASEAN共同体の実現を目指している。

これに日本が参加させてもらうのだ。

中国や韓国ほどの露骨な反日国はASEANには居ない。

日本がアセアン共同体に参加する事で、
中国の覇権主義を牽制する事ができる。

その点では、
日本とアセアンは共通の目的も持っている。

また、
日本とアセアンが蜜月になれば、
互いに中国への依存度が弱まる。

東アジアに、
アセアン中心の共同体と、
中国中心の集まりが出来て、
それなりの均衡が保てる。

お互いにウィンウィンな関係になれる。

てゆうかね、
中国は上海協力機構があるし、
もともとおっきい事もあって、
東アジア共同体なんて無くても困らないんだよね。

上海協力機構なんて穏やかなネーミングだが、
この先の未来において、
過去を振り返った時、
上海協力機構は、
アジア共同体の基礎となっている可能性は大いに秘めている。

ちょっと主題から逸れますが、
中国、ロシアらと、
上海協力機構でまとまったとすると、
日本はどうするか。

残ったアジアの国々でまとまるか?

そこにアメリカなどを加えていくか?

現実的な話になると、
もし将来的に、中国、ロシアなどが中心でアジアがまとまってしまえば、
日本はアメリカに頼らざるを得なくなる。

EU、
アメリカ連合、
中国ロシア連合みたいのができる、と。

そうなる前に、
日本が主体的に生きて行けるような環境を整えて行かなければならない。

これからの日本は、
自らのグランドデザインを持ってして
未開の地を日本自ら切り開いていくか、
大国の金魚のフンとしてくっついていくか、
どちらかしかないのだ。

もし、くっついて行く方を選択するのであれば、
日本のあらゆる領土問題は、
基本、放棄する方針でいかないと上手くいかない。

なにせ、対等じゃないんだから。

逆らえないのだから。

上の立場のものに領土をよこせ!なんて主張が通るはずがない。

また、
半永久的に丁稚奉公として身を捧げる所存でなければならない。

俺は、そんなんイヤだし、
この日本をここまでの国にしてきてくれた
先人に対して、そんなんじゃ申し訳が立たない。

俺は日本人として、
この日本を現状以上の状態で、
次の世代に受け渡す義務があると思っている。

そのためには命なんて惜しまない。

日本単体でやってくのはキツイから、
外交で上手くやって、
親日勢力を構築して行くしかない。

東アジア共同体はEUを見て、
同じようなものを欲しがった子供の思いつきに過ぎず、
現状の日中関係、日韓関係を見ると、
日本が中韓のご機嫌取りにならない限り、
東アジア共同体の実現は不可能である。

俺はご機嫌取りなんてご免だし、
かといって、
世界的な規模でまとまりを構築する中で、
日本がいつまでもポカンとしているわけにもいられない。

ここはとりあえず、
アセアンさんの傘下に入らせてもらって、
そこで協力して行った方がよい。

おそらく
アセアンさんは、
中国や韓国と違って、
日本の技術をパクろうとか、
ガツガツは来ないだろうと思われる。
対立する要素も基本的には無く、仲良くやっていけると思う。

経済格差はあるが、
それを利用して、輸出入をするのも一つの手だ。
そこには両者に、それなりに旨味があるだろう。

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