科学技術、エネルギー資源

・安定的な原子力発電核燃料サイクルを推進する

今の俺は、
健康志向で、
化学物質とかをなるべく使わず、
できるだけナチュラルで生きたいと思っている。

なので、
米、みそ汁、漬物、目刺みたいな献立で満足だし、
江戸時代の頃の生活水準でも構わないし、
なんだったら、好きな女と一緒なら、原始人みたいな生活ですらいいかもしんない。

俺は、それでもいいけど。

でも、みんな、イヤでしょ?
そういった生活は。

もちろん、中にはイイって言う人も居るだろうけど、
大概はイヤだと言うと思う。

テレビ、パソコン、携帯電話、ゲーム、エアコン、冷蔵庫、
洗濯機、自動車、電車などなど、
これらを動かすには電力が必要だ。

将来的に考えて、
独立国として日本が安定的に、
国民に電力を供給するためには、
核燃料サイクルを伴った原子力発電は不可欠である。

ちなみに、
原子力発電は日本の総電力の3割を担っている。

俺だって、
原子力発電の危険性はイヤであるが、
日本が今の暮らしを享受し、
世界と伍して行くのであれば、
エネルギー資源が乏しい日本としては、
原子力発電に少なからず頼るしかない。

幸いな事に、
日本には原子力発電を開発実用運営するだけの技術がある。

原子力発電はリスクを伴うのであれば、
技術を研鑚して、
限り無くリスクを無くし、安全を保つようにすればいい。

日本の食糧自給率が40%で騒がれているが、
原発無しだと、
日本のエネルギー自給率はその10分の1で、わずか4%でしかない。

原子力発電を含んだとしても、
日本のエネルギー自給率は18%でしかない。

その上、原子力で発電するための燃料のウランも輸入しているので、
自給しているとは言えないため、
日本のエネルギー自給率は4%なのだ。

じゃあ、
どうして、日本のエネルギー自給率、原子力発電を含めた数値があるのか?

それは、
輸入したウランを使って、
原子力発電をして、
その残りカスみたいなもんを利用して、
また原子力発電をしちゃおうってもので、
そんな感じのを核燃料サイクルと言って、
半永久的な核燃料資源となるのだ。
このため、原発は、準国産エネルギーであるのだ。

なので、
日本のエネルギー自給率に、
原子力発電を含めた場合のパーセンテージを記載した。

つまり、
核燃料サイクルを活用すれば、
日本のエネルギー自給率は向上するのだ。

エネルギー自給率が低いよりも高い方がいいのは、
言うまでも無いだろう。

ちなみに、
原子力発電で使うウランは、
実は海水中に僅かであるが存在しており、
これを採取しようとする研究がされている。

もし、
これが実用化されたら原子力は「準国産エネルギー」ではなく
完全なる「国産エネルギー」となる。

今のところ、
採取コストがまだ高く、
実用化には時間がかかりそうではあるが、
実現される日はそう遠くないかもしれない。

核燃料サイクルのざっくりとしたこれまでの流れを言うと、
持続可能な準国産エネルギーとして、
軽水炉と高速増殖炉を使った、
核燃料サイクルの開発を目指してきました。

しかし、
1995年に高速増殖炉もんじゅで事故が起こって、
核燃料サイクルが頓挫してしまいました。

そこで、
軽水炉だけでも核燃料サイクルができるように、
MOX燃料を使ったプルサーマル計画を発案しつつ、
高速増殖炉もんじゅの実験研究も継続されていました。

もんじゅは
2010年5月6日運転を再開に漕ぎ着けました。

俺も原子力発電の事故はすげえ不安だけど、
だからと言って、
原子力発電を無くすのは違うと思う。

それは逃げているだけだ。

原子力発電を安定的に安全に運営できるように目指せばいい。
それが正しい取り組み方だと思う。

原子力発電分野では、
世界で日本はトップクラスである。

日本は原子力発電を国家産業として、
世界を牽引するだけの力がある。

仮に、
日本だけが原子力発電を止めても、
世界で、原子力発電が根絶される事はないだろう。

チェルノブイリやスリーマイルとか、
原子力で事故が起こったけど、
だったら、
そういった事故が二度と起こらないように、
日本の技術を活かして、
原子量発電を輸出して、世界に貢献すればいいと思う。

日本も潤うし、
世界も安全な原子力発電を利用できて、快適な暮らしができる。

そのためには、
日本は日々、切磋琢磨、技術の研鑚をしていく必要がある。


 

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