科学技術、エネルギー資源

・国産超小型衛星を商業ベースに乗せて実用化

現在の人工衛星の利用は、
地球観測分野、
安全保障や危機管理分野、
通信や放送や測位分野、
宇宙科学分野などがある。

2007年度までの、
日本においてのロケット打ち上げは全て、
非商業打ち上げとなっていて、
商業衛星はゼロである。

対して、
欧州は、
ほぼ全て商業打ち上げとなっている。

アメリカは非商業衛星の割合が高いが、
日欧に比べて
非商業衛星、商業衛星のバランスは取れている。

日本も商業ベースで衛星を打ち上げて、
ビジネス化して、
衛星を使って商売をすべきだ。

日本にはその技術が有るのだから、
挑戦しないのは、もったいない。
逃げているだけだ。

日米欧だけじゃなく、
先進国、途上国ひっくるめても、衛星利用の需要はたくさんある。

ロシアや中国の存在だってある中、
勝ち抜くのは難しいかもしれないが、
だとしても、
日本が優位にたてるように頑張っていくべきだ。

政府の支援が必要ならば、
もっと支援するべきだし、
ファンドなんかを組んだり、
投資家を募ったりして、
民間レベルで成立させたっていい。

とにかく、
アクションを起こす事で開ける道が、そこにはある。

追記

日本は、
通常一カ月以上かかるとされる準備期間を7日間で済ませ、
コストも38億円という、
小型の次世代ロケット「イプシロン」(全長24m)で、
小型ロケット市場での主導権獲得を目指している。

3トン以下の衛星(災害監視、科学観測、穀物生育観測など)
を載せる事ができる。

小型ロケットに積極参入している国は
比較的少ないが、
小型衛星の需要は増してきているのだ。

ちなみに、
大型ロケットのH2Aロケット(全長53m)の打ち上げは
1回90億円以上かかる。

2~3トン以上の衛星(GPS、放送通信など)を搭載する事ができる。

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