科学技術、エネルギー資源

・新素材りぐぱるを普及させる

新素材の「りぐぱる」というものは
プラスチックの強度と、
ノコギリで切ったりクギを打ち込む事が可能な木材の特徴を
併せ持つ素材である。

りぐぱるは古紙や木材などが原料となっている。

紙などを溶かしたものに、
リグニンを加えるとりぐぱるが出来るのだ。

リグニンとは、
簡単に言うと、
木の強度を保つもので、
リグニンがあるおかげで、
木がしっかり立つ事が出来るのだ。

今までリグニンを抽出する事は不可能と考えられていたが、
19年間の研究の末に、
リグニンを抽出し、
りぐぱるを作った、
船岡先生という日本人科学者が居る。

りぐぱるは専用の液体で溶かせば、
何度でもリサイクル可能だ。

石油で作られているプラスチックの代わる新たな素材として、
りぐぱるを徐々に浸透、実用化していきたい。

りぐぱるの原料は、
古紙など木材のカスなどだ。

今までリサイクルしてもリサイクルしきれず、
どうしても処分する事になってしまった、
古紙や木材の切れカスが、やはり在る。

そういったものを積極的にりぐぱるとして、
生まれ変わらす事が出来れば、
今よりも循環型の社会を構築する事が出来る。

完全にプラスチックからりぐぱるに切り替わる事は、
当面の間は、そうならないだろうが、

今までゴミとしていたものを有効的に活用する手段として、
りぐぱるの存在価値はデカイ。

リグニンを大量生産するプラントを作り、
いち早く普及させたい。

(参考:夢の扉)

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