科学技術、エネルギー資源

・使用済み核燃料処理施設を早期に完成させる


・使用済み核燃料処理施設の処理能力を2倍にする

日本では毎年、1000トンもの使用済み核燃料が出てしまう。

それを処理する施設を
今、青森県六ケ所村に作っているが、
それが完成したとしても、
その処理能力は年間800トンと、200トン足りていないのだ。

なので、
残り200トンは、
青森県むつ市で中間貯蔵施設で、
とりあえず置いておこうとしているのだ。

現状だと、
処理施設が全然足りていない。

絶対にアカン。

少なくとも、
余裕を持って、
年間1500トンくらいの処理能力を保持していないとダメだ。

過去に蓄積した使用済み燃料の処理もあるのだから、
1500トンの処理能力でも、現状はキリキリマイだ。

青森県六ケ所村の使用済み核燃料の処理能力が800トンだから、
六ヶ所村だけに限定せずに、
それを2倍にする必要がある。

ウラン燃料の使用期間は、
新しいものを入れてから使用済みになるまで、およそ3年。

低レベル放射性廃棄物とは、
原子炉を定期点検する時に、
作業員が使用した服や手袋、雑巾などの事である。
これはドラム缶に入れて保存する。

高レベル放射性廃棄物とは、
使用済み核燃料から
再利用のためのウラン、プルトニウムを取り除いたあとの、
ホントになんにも使えないゴミの事だ。

そのゴミをガラス固化体に入れて保管する。
そこからは熱が出てくるから、
貯蔵して、30年から50年くらいかけて、熱を下げる。
その後、
最終的に、
地下300メートルのところに処分施設を作り、そこに貯蔵して保管する。

日本は、まだ、その最終処分施設が決まっていない。

とりあえず、
青森県六ケ所村に、
使用済み燃料を置いている段階である。

ロケットで宇宙に捨てるというのも一つの手だが、
打ち上げに失敗したら、
地上に落ちてくるので、
現在のところ、実行されていない。

ちなみに、
今までは、
日本は、イギリスやフランスに使用済み燃料を船で持って行って、
処理してもらっていた。

船を狙われたりするリスクや、
自国のゴミを外国で処理してもらうという倫理感から、
国内に作るようになった。

(参考 4月6日の学べるニュース)


追記

と、書いていたが、
東日本大震災を受け、
処理能力を2倍にするのではなく、
1000トンの使用済み核燃料を、
800トン以下に抑える方がいいかなと、思った。

だとしても、
現状は、
処理施設すら完成していない状況である。

原発を続けるのか止めるのか議論があるが、
どちらにしても、
使用済み核燃料があるのだから、
とりあえず、
処理施設を早期に完成させる必要があるのは、間違いない。

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