経済

・日本の原風景を観光資源にする

日本人は外国に何を求めて観光しに行くのだろうか。

外国に
和食を食べに観光しに行くわけではない。
現地の料理を食べたいはずだ。

外国に
日本の風景や文化を求めて
観光しに行くわけではないはずだ。

その国でしか見られない独特の風景や文化を観たいはずだ。

翻って、
わが国、日本の観光産業はどうだろうか。

自国である日本の文化を大切にせず、
日本人向けに外国の文化を取り入れてばかりいる。

景観に関しても、
イタリアの街並みを再現したとか。
汐留だっけ、確か。

ドイツ村が千葉県にできたりさ。

そんなもんが日本各地にたくさんできている。

それが絶対にダメっていうわけじゃないけど、
少なくとも、
イタリア人やドイツ人が、
それを観光目的として日本にやってくるはずがない。

そんなクオリティの低い外国文化を日本に作っても、
日本人に対しても、あまり効果がないのだ。

そんなもんを作っとるヤツはアホというか無能である。

今の日本人だったら、
本当に外国の文化を体験したかったら、
海外旅行をするわ。

どうせ、
そういった外国人文化を日本に持ち込むのであれば、
すっげえクオリティを高くすればアリだとも思う。

例えばドイツ村とかなら、
店員を全員ドイツ人にして、
ドイツ村に一歩、足を踏み入れたら、
ドイツそのものにするだとかさ。

繊細な日本人企画の割には、お粗末過ぎる。

汐留にさ、
イタリア街を作ってどうするの?
そりゃ、物珍しいだろうけどさ。
ただ、それだけだよ。

楳図かずおハウスの方がまだマシだ。

景観で言えば、
日本の風景に
イタリア街だって楳図かずおハウスだって合わないからね。
漫画家としての楳図かずおハウスの方がオリジナリティがある分マシだ。

たまたま、
思い浮かんだ汐留とドイツ村をやり玉にあげてしまったが、
そんなツッコミどころ満載な外国の景観が、
日本にはたくさんある。

バカ共には、
こうはっきり言わないとわからないから、
俺も断腸の思い的に、
こう言わざるを得ないわけだけど。

そろそろそういったの止めませんか。
日本人はアホだと思われる。

自国の文化を大切にしませんか。

外国人が日本に求めるのは、
日本人がアホみたく作った外国人文化ではない。
日本に本来ある日本の文化、風景などである。

浮世絵とか、そうじゃん?
歴史から学べよ!

外国人旅行者数をたくさん増やして、
日本を観光立国にしたいのなら、
日本の原風景や日本的な文化、景観を復興させる必要がある。

そうする事で日本は観光立国になれるし、
都会の日本人にも需要があるはずだ。

また、
最先端のオシャレとかハイテク系の建物などを
建築したいのであれば、
外国の文化を真似せずに
日本オリジナルのハイテクシティー的なデザインにするべきだ。

手塚治虫が描いたような近未来都市とかね。
高層ビルとビルにパイプみたいのが通ってて、
そこを移動できるみたいなの、あんじゃん?
ああいうのなら、
日本人にもウケルし、最先端都市ジャパンとして、外国人にもウケル。

日本は元々、世界的にみたら、独特の文化なのだから、
世界に合わせる事で、かえって、日本の魅力が無くなるわけ。

だから、
日本のオリジナリティをドンドン出して、
日本人を、そして世界を魅了させりゃいい。


以下、(平成25年9月23日未来世紀ジパング)より

「"小さな巨人" スイスに学べ!」
“ハイジの風景”“電気自動車の村”スイス観光のウラにある戦略を探る!

“ハイジの風景”

スイス
牧草地帯に国家戦略
スイス中部に広がる雄大な自然
ユングフラウ峰

列車から見えるのどかな風景はハイジの世界そのもの。

しかし、この景色、
徹底した国家戦略の賜物だという。

11年前に脱サラして、
酪農家になった男性は、
50頭の牛を飼育している。

その男性は、酪農をする事で、
「風景の手入れ」をしているという。

牛をどこで放牧したか、すべて記録し、
それを役所がチェックし、
ちゃんと放牧されていれば、
補助金がもらえるという仕組みだ。

牧草地の景観保持のため
国が酪農家に補助金を支給している。

この辺りの酪農家は、収入の6割が補助金だという。

酪農を守るためではなく景観を保つための補助金だと。

“電気自動車の村”

特化戦略で沸騰する小さな村

スイス南部
イタリアとの国境沿いの村 ツェルマット

人口約5700人の村に
年間観光客が約250万人以上も訪れる、スイス屈指の観光地である。

この地には、
多くの登山家が訪れるアルピニストの聖地、マッターホルンがある。

保護される景観

ふもとには美しい村が広がる。
この景観には特別な配慮が施されている。

建物の高さ
外壁に使う木材
外に飾る花の種類まで
村が決める事で景観が保たれていた。

さらにこの村は環境保護のため
1961年から、
村の中へのガソリン車の進入を禁止している。

村の中を走っていたのは電気自動車。

しかも、
すべて村の工場で製造している。

ハンドメイドのため
値段は一台1300万円と高級車並みで
デザインもオリジナル。

ここにしかない特別な電気自動車を使うことで、
特別な観光地で有り続けようという徹底した戦略が、
この小さな村にあった。


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