子供、少子化対策

・少子化対策をする

世界人口は60億人。

世界の人口は年々、増え続けており、
地球環境や食糧危機の面からして、
世界人口は減らすべきだと思っている。

ただ、
日本の人口、約1億3千万人は減少傾向にある。

日本人口に限れば、
維持もしくは微増させる必要がある。

なぜならば、
資源の乏しい日本の資源はヒトだからである。

日本が生き残るための生命線は、
科学技術でリードし、
それを世界に売り込んでいかなければならない。

そのためには優秀な人材が必要なのである。

優秀な人材を育てるためには、
教育は最重要事項で、
教育がアホだと
出生率を上げても意味がないし、
ちゃんとした教育をする事が前提での話だが、
それは教育の項目で話す事にする。

ただ、教育するにも、
ヒトが居なければ話にならない。

また、
社会福祉を支えるためにも、
日本人口における若者の比率を高めなければいけない。

そのために、
日本の出生率を上げる必要がある。

若い優秀な人材が育たなければ、
日本は国として経営が成り立たなくなる虞がある。

それだったら、
外国から労働者を呼んでくればいいという安易な意見があるが、
俺はそれには反対だ。

自国で一生懸命、努力したが、
それでも、
どうにもならないという段階になって、
初めて、
そういった検討も加味するのなら、
まだわかるが、
今の段階ではまだ、そういった状況であるとは思えない。

まだ私達、日本人がやれる事は十分あるはずだ。

何より移民を入れ過ぎると、日本のアイデンティティが崩壊してしまう。

では、どうすれば、
日本の出生率が上がるだろうか。

俺なりの考えを言えば、
結局は気持ちの問題なのである。

気持ちの問題とは、
例えば、サッカーのワールドカップで日本が勝利すれば、
気分は高揚して気持ちも明るくなり、前向きにもなる。

負ければ、そうはならない。

景気が良く、この先もずっと景気が良いと思ってしまえば、
消費もしやすい。

不景気であれば、その逆である。

つまり、
子供を産む事、育てる事に関して、
マイナスな要素がなければ、
今よりも、子供を産むという事に抵抗がなくなるはずである。

マイナスの要素を無くしていくために、
すべき事はたくさんある。

まず、
子供を産み、
育てる義務が私達にはあるという教育をしていかなければならない。

私は、
そういった教育を受けてこなかった。

だから、
以前は、
子供を産んで、
育てていく必要があるという意識があまりに希薄だった。

大人になれば、
結婚して、
子供を産んだりする時が来るのかなぁくらいの意識しかなかった。

多くの若者はその程度の認識しかないだろうし、
むしろ、
子供を産んで、育てなければいけないとかよりも、
自分の幸せを享受する事を優先させる人の方が多い気さえする。

結婚適齢期近辺で、
そろそろ結婚、そろそろ出産みたいな感じで結婚する人は少なくないと思う。

それは学校で、
進学するために、
テストで良い成績を取る事ばかりの教育しか
施されなかったという面があるからとも、
俺は思う。

子供を産んで、育てるというのは、
人間としての義務なんだという教育をまず、しなければならない。

また、
セックスや避妊、出産、中絶についての性教育もする必要もある。

その上で、
経済的な事で言えば、
あとで出産費用が返金されるとかではなく、
出産に関わる費用は全て無料にすべきである。

義務教育期間中の、
公立の教育費や給食費なども全て無料にすべきだ。

また、
最悪の場合は、
国が子供を育て、義務教育していくような施設があったっていいと思う。

愚かな親に虐待されて
子供が殺されてしまうよりはマシである。

親が子供を育てるという前提の下で、
そのセーフティネットとして、
国や社会や地域が、
子供を国の宝として育てていくという考え方もアリだと思う。

そうするためには、
現在の社会や世間の目というのも変えていく必要がある。

戸籍がどうとか、
離婚後、6か月以内に産まれた子はどっちの子だとか、
そういう煩わしさは子供が健やかに育つという点において、
必要のない事である。

現代の技術ならば、
DNA鑑定でもすれば、すぐにわかることである。

世間の目にしたって、
結婚している夫婦の間に子供がいるというのが
常識だみたいなものに
こだわり過ぎる必要もない。

そうであるのが、
望ましいとは俺も思うが、
シングルファーザーが居てもいいし、
シングルマザーが居てもいいし、
男性の同性愛者と女性の同性愛者が協力して
出産して子供を産むというケースがあってもいいと思うし、
通い婚っていう考え方もあると思うし、
兄弟がたくさんいるけど、
どの子も片親が違いますなんてのもあってもいいと思う。

肝心なのは、
子供を産みやすくて、
健やかに子供を育てられる環境なのだ。

そこに大人の事情を持ち込むべきではない。

一般的な家族体系ではないというコンプレックスは、
マイナスになる面もあれば、
それをバネとしてプラスにも転じる事もできる。

一般的な家族体系だとしても、
その家族が円満だとは限らないのだ。

重要なのは、
どんな家族体系であれ、
子供が施設で育つような環境であれ、
周りが子供に対して、
健全な愛情を注いで上げる事ができる環境であれば、
子供にとって、
幸せな環境になると俺は思う。

俺は結婚を考えた事があり、子供が欲しいと思った事もある。

でも、残念ながら、子供はできなかった。

そういった一方で、
人工妊娠中絶をする人もいる。

子供を堕ろす事に対して、
前向きな人間はそうそういないだろう。

誰だって、
已むに已まれず、
堕胎するのだと思う。

もちろん、
そうならないために
計画的な子作りをすべきだというのは言うまでもない。
でも、
誰しもが計画的な子作りを心掛けているわけではないだろう。

中絶の理由は、
経済的な問題、
社会や世間の目や、
一生を共にする覚悟がなかった相手との妊娠など、
人によって色々とあるだろう。

子供を出産する親に負担が生じてしまうのは当然だが、
中絶して赤ん坊を殺してしまうくらいであれば、
親に負担がこないような、
一時的に国が運営する子育て施設みたいなものがあってもいいと思う。

たとえば、
未成年者が妊娠した場合、
産んで育てる事が難しい場合、
きっちりと教育する子育て施設に入れて、
その未成年者が子育てできるようになったら、
自分で育てる事が出来るとか、ね。

で、
そういう事を社会が理解を示せばいい。

赤ん坊を殺さないで、
施設できちんと育てられ、
子供が生きてさえいれば、
紆余曲折、波乱万丈、色々あるかもしれないが、生きていれば、何とでもなる。

中絶してしまえば、
もう取り返しは付かない。

死刑制度に対しては、
死刑にしたら、
取り返しがつかないとか言うくせに、
こっちの中絶の方が問題だと思うぜ。

中絶してしまったという記憶は絶対に残る。

後悔していないなんてヤツはいないと思うぜ。

歳とって、
子供がいなかったら、
あの時、産んでいればな、と思うときって絶対あると思うぜ。

レイプで妊娠とかは別としてさ。
自分の子供が生きていれば、後でどうにもでもなるんだからさ。
少なくても、殺すよりはマシだろ。

ちなみに、
2007年度の年間人工妊娠中絶の総数は25万6672件もあるのだ。

2007年度の年間死刑執行数はたった9件である。

この25万人を養育する施設を国が全国各地に作るだけで、
出生率は劇的に上がるだろう。

日本の出生率を上げるためには、
子供を産む必要があるんだという意識と、
子供を産んで育てる事に対しての充実したサポートと、
子供を産んで育てる事の多様性に対して
社会や世間の目の変化が必要である。

そうすれば、
子供を産む事に対しての抵抗が
少なくとも今よりは無くなると思う。

あとさ、
最近の人は勘違いしているけども、
子供なんてのは元々、労働力のためにボカボカ産んだんだよ。

昔は、
だから産んだ方が得だったのだ。

だから産まなきゃって自然になっていたのだ。

てか、
産まないと子孫が残せないし、
生きていけなくなるわけだからね。

最近は、
子供を労働力として使うのは止めましょうみたいな空気があるけど、
それは発展途上国の話であって、
今の日本で労働力として
子供を酷使するなんて事は、まずない。

そういう空気が
出生率低下の原因にもなっていると俺は思う。

つまり、
子供を酷使するなみたいな空気が異常にあるから、
子供を産んで育てるとなると、
ちゃんとしなきゃというプレッシャーが負担と感じてしまうのだ。

もともとは子供を産むと、
労働力にもなるからプラスになるわけだ。
得になるから産もうってのがあった。

それが、
得から負担という空気に変わってしまったのだ。

だから、
ここはあえて、
子供を甘やかさずに、
炊事洗濯家事などを率先してやらせればいい。

それが嫌なら学校で勉強しなさい、と。
子供に
家事をやるか勉強をやるか
二択に迫るくらいでちょうどいい。

そっちの方が立派な大人になる。

そういう中で、
子供なんてのは、
自分で遊びを見つけるものである。

そのくらいが丁度いいバランスである。

もちろん、
その前提に
子供に対する愛情がないといけないのは言うまでもない。

だから、
子供を負担と考えるのではなく、
よっしゃあ自分の負担を分担できるくらいの気持ちでいた方がいい。

よく、テレビなどで専門家が大学卒業させるまでに、
うん千万円かかるだとか不安を煽ったりしているけど、
そんなん気にするのはアホ。

学費かけなくても、
勉強する奴はするし。

大学行かなくても、
良い暮らしをする奴はするし。

大学に行っても、
ダメな奴はダメだし。

そんなもんよ。

子供は負担って意識を止めて、
子供を産んでいった方が得だという社会保障制度が必要だとは思うよね。

増えすぎたら、
臨機応変に社会保障を変えればいいし、
まぁ変えなくても、
もし仮に日本の人口が著しく増えてしまった場合は、
中国人の華僑をならって日僑として、
世界に進出していけばいい。

ま、
今の日本は、
人口の多い国、特に支那(中国)から日本へ移民政策が行われている。

これは俺の独断と偏見だけども、
おそらく、
それは国のトップでの密約で決まっていて、
緩やかにそれは進行してて、
少子化と煽りに煽り、
移民もやむなしという世論を作りながら、
少しずつ少しずつ上手くやっていると俺は推測している。

出産子育ての社会保障を増やす分は、
高齢者の社会保障を削ればいい。

出生率が低いのだから、しょうがない。

時代に合わせて、
そういうのは調整していくべきだと思う。

世代によって得する損するなんて事がでてくるが、
それはしょうがない。

俺はバブルも戦争も経験してないし、
そんなん言いだしたらきりがないからね。

今の日本においては、
これ以上、無理に寿命を延ばす必要はないし、
それよりも子供を作る方に力を注いだ方がいい。

時代に合わせて対応すればいい。
長期的には全体でプラスとなる。

てか、
最初の方にも言ったけど、
結局は、気持ちの問題なんだよね。

一般的な世間に合わせずに
運命の相手だと思うなら、
とりあえず気楽に産んじまえばいい。

年収が低いと将来が不安で子供が産めないと言うが、
そんな事を気にしていたら、
いつまで経っても子供は産めない。

先の事などを気にせずに産んでしまえばいいのだ。

大抵は何とかなるから。

それとも何か?
子供が大人になるまでの育成計画や資金が
しっかりできた上でないと前進できないのか。

昔の人はそんな手厚い福祉を受けていたか?

きっちり計画をたてても、
思い通りに行かないのが人生である。

子供1人を成人まで育てると何千万円かかるとか、
あんなもんをいちいち鵜呑みにしていたら、
子供を作る気に全くなれない。

てか、
教育なんてのは、
親だってできるしね。

何がどうだから出来ないだとか、
国や社会のせいにしてても、しょうがない。

この女だ、
この男だ、
と思ったら、
とにかく産んでしまえ。

大丈夫、そういった相手とは、中々出会わないから。

だからこそ、
出会ったのなら、産んでしまえ。

最悪、ダメなら離婚すればいい。

そのたびに強くなるし、人生に深みが増すわ。

ほんと、もうこの辺は最終的には気持ちの問題だから。

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