国防、軍事、防災

・現時点での集団的自衛権行使容認と特定秘密保護法のセットには反対する

俺は、
現時点での
集団的自衛権の行使容認には反対です。

日本がまともな独立国家であるならば、
集団的自衛権を有してても当然ですが、
今の日本はアメリカの傀儡国家なので、
集団的自衛権の行使を容認したら、
自衛隊がアメリカの侵略戦争の使い勝手の良い駒にされる可能性があるからです。

その結果、
日本に恨みが無い国から不必要に日本は恨まれる可能性があります。

そのような戦争に巻き込まれなかったとしても、
集団的自衛権行使容認で、
日本がアメリカを利用して主体的に動けるはずがありません。
どうしてもアメリカ様の援護、サポート役になるはずです。

支那や朝鮮からの防衛は、現状のままでも可能です。
カネや土地をアメリカのいいままに搾取されているわけですから、
現状のまま、アメリカ軍を最大限利用すべきです。
そこに、日本人の血が流れるべきではありません。

日本にとって大義ある戦闘で日本が戦うのは本望ですが、
日本にとって大義が無いアメリカの戦争に日本が巻き込まれるのは真っ平御免です。

スパイ防止や防衛を考えれば、
特定秘密保護法の類(スパイ防止法)は必要だと思いますが、
池上彰さんの本を、ぱらぱらと読んだのですが、
確か
「知らないと恥をかく世界の大問題5」
って本だったと思うんだけど、
その中に、「問題だらけの特定秘密保護法」的な項目があって、
何が問題だらけかというと、
ざっくり言うけど、
日本は情報を得る手段をアメリカ頼みにしている、
で、
アメリカは情報を日本に提供するなら、
ちゃんと、それが漏れないようにしろよ。って事で、
特定秘密保護法が出来たみたいな事が書かれてあって、
さらに、
アメリカの場合は、
ちゃんとチェック機関があって、
日本のはアメリカのと比べるとちゃんとなってないし、
アメリカでも、ある程度経ったら情報を開示するんだけど、
その期間も日本のはアメリカのより長くする事が出来るから問題。
みたいな事を言っていた。

俺的には、
チェック機関や情報開示うんたらよりも、
特定秘密保護法も
結局、アメリカ絡みなのか、って思ってしまった。

特定秘密保護法も集団的自衛権行使容認と結び付ければ、なるほど、合点がいく。

よくよく考えればさ、
スパイ防止法って名前じゃないのもさ、
そんな名前にしたらさ、
アメリカが日本でスパイ活動やりにくくなるし、
つうか、
そもそも、そんな名前だと、
集団的自衛権行使容認と繋がりが無くなってしまう。
だから、
特定秘密保護法という名前。
そうすれば、
日本人に対しては、
防衛のため、スパイ防止、テロ防止のためと言えるし、
アメリカ様に対しては、
自衛隊を献上する際に公開したくない事を秘密に出来る
一石二鳥のネーミングってわけだ。

つまり、
特定秘密保護法案は日本人のためというよりもアメリカ様のためであって、
冒頭述べた集団的自衛権の行使する過程などが、
特定秘密保護法の下で、都合良く、秘密にされるだろうな、って、
俺は思ってしまった。

要するに、
特定秘密保護法と集団的自衛権の行使容認は
セットだったんだなって思ってしまった。

アメリカからすれば、自衛隊を海外で使う事が可能になる。
日本からすれば、
アメリカ組とのより強い盃を交わすわけで、それを威光にする事が出来る。

しかし、
そうなると、
日本の真の独立や自主防衛からは遠のくわけ。

特定秘密保護法と集団的自衛権の行使容認は
将来の自主防衛のためのものではなく、
アメリカとの連携を強化するためのものであった。

アメリカとの連携強化という事は、自主防衛から遠のくわけ。

アメリカと密になればなるほど、
戦後レジームの脱却からも遠のくと思うんだけど。。

かといって、
反米になっちゃうと潰されるから、
適度な距離を保たないと、
戦後レジームの脱却なんて出来ないよ。

アメリカは日本のために国益を損なう事はしないから、
特定秘密保護法も集団的自衛権の行使容認も
アメリカの要望を受けての事だと推測される。

大抵の保守派は、
特定秘密保護法も集団的自衛権の行使容認も
当然だ、悲願だとばかりに、賛成してるんだろうけども、
その真相は、
アメリカの都合の良いコマとして使われるために。。。

だとしたら、、、うう、悲し過ぎる。。。

特定秘密保護法も集団的自衛権の行使容認も
まともな独立国家なら、
有してて当然であるけども、
日本がアメリカにNOと言えない傀儡国家に成り下がっている以上、
俺は特定秘密保護法も集団的自衛権の行使容認も反対だ。

アメリカの都合で、秘密にされる可能性だってある。

傀儡国家であるうちは、
特定秘密保護法は、
とりあえず、
スパイ活動防止法というような、スパイ等に限定した法律くらいでいい。

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