都市開発、交通

・ビジネスジェットの利用を促進する

日本では馴染み薄いが、
世界では結構、
ビジネスジェット機が利用されたりしている。

ビジネスジェットは、
数人から十数人程度を定員とする小型の航空機で、
企業や個人が公共交通としてではない用途を想定して
設計・製造されているもの。

企業が所有し、
経営幹部や社員の移動のために、
社用機として使用する場合や、
大企業の創業者など資産家が
個人的な移動に
自家用機として使用する場合や、
国家の要人輸送、
新聞社や通信社など報道機関の取材機などに使われたりする。

日本の空港は
ビジネスジェットが
自由に利用できる環境ではなく、
欧米諸国などと比べると遅れている。

国際会議などで
各国の要人は、
だいたいプライベートジェットで来るが、
羽田が不便すぎるって事で、
韓国の仁川空港を選んだり、
韓国や香港で会議をしようって事もある。

そういった事を受けて、
羽田空港は、
ビジネスジェットの発着枠、現在1日4回、
夜中にしか利用できないっていう制限を撤廃して、
2010年10月31日からは、
発着枠を1日8回に増やし、
昼でも利用可能にする事を決めた。

しかし、
それでも現状は足りていない状況のようだ。

もっと規制緩和を加速して、
ビジネスジェットのニーズに応えられるようにする
必要はあるようだ。

大きい飛行機もあるから、
バシバシ規制緩和は難しいかもしれないけど、
例えば、
羽田のハブ空港化していくのならば、
成田が弱くなるんだから、
その成田でビジネスジェットのニーズを受け入れるとか。
ま、都心と距離があるけども。
ビジネスジェットで来れるくらいの財力あるんだから、
都心まで成田空港からヘリで移動すれば、いいじゃん。

そうすれば、
羽田と成田の共生も可能になるかもしれない。

羽田は日本の大ハブ空港として頑張り、
成田は貨物とか、ビジネスジェットなど、
ニッチな面で補う形にするっていうね。

ちなみに、
国際空港評議会によると、
2009年の総貨物取扱量で
成田空港は前年に続き、
順位を下げて世界10位となってしまった。

とはいえ、
日本ではトップなわけだ。

成田が生き残るには、
貨物とかに特化するしかないだろうね。

成田は貨物に特化されるの嫌がってるけど、
気持ちはわかるけども、
日本全体で考えれば、
貨物特化になってしまうのも致し方ない。

羽田推しで行くなら、
滑走路をもう一つまた作ればいいし。

ビジネスジェットなんて運賃が高えから、
一生使う事はないだろうけども、普通は。

でも、
もしニーズがあるのなら、
応えていく必要はあるし、
需要を取りこぼすなんて、
もったいない事はしたくはない。

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