教育

・正しい食育を教える

若い子なんかは、
ファーストフードやカップラーメンを食べたりする事が
多いと思う。

ああいうのって食ったら食ったでウマイもんね。
俺も良く食ってた。
(それでも控えてた方だと思うけど。)

でも、
そういうのばかり食べるのではなく、
手料理とかを食べてほしいと思う。

何で手料理がイイかっていうのは、
手料理には
加工品と違って、
基本的に食品添加物が入ってないから。
(何より手料理って作り手の気持ちがはいってるから美味い。)

手作り料理でも、
すでに材料の段階で入ってしまっているのもあるだろうけど、
ファーストフードとかカップラーメンと比べたら、
全然、マシだと思う。

俺らが食べるモノに含まれている食品添加物は、
身体に害がない程度だとされているんだけれども、
それ1品だけなら大丈夫だろうけど、
それを毎日たくさん食べたり、
他の添加物との反応を考えたりもしたら、
身体にも少なからずは影響があるとは思う。

食品添加物っていうのは、
色々あって、
食べ物が腐らないようにしたり、
見栄えを良くするために色を付けたり、
用途はたくさんあるんだけど、
人工的に食品を加工している。

それを俺らは知らず知らずに食べている。

でも、
できれば、
そういったモノを食べたくないよね。

でも、
食べてしまっている現状があったりする。

それは、
そうした方が、
大量に安く作れるから、
企業にとっては便利だから。

企業は安全性も大事だけど、
それよりも商売を優先しがちになってしまう。

でも、
消費者が食品添加物を使っている食品は食べないって
意思を見せたら、
企業も変わるかもしれない。

普通に生活している人も、
食品添加物は良いものだとは思ってないくらいはあるかもしれないけど、
でも食べても平気でしょ。
国の許可下りてるだから。
くらいには思っているとは思う。

そのくらいの感覚なんだと思う。

ファーストフードよりも、
手料理の方がイイって言ったけど、
料理する時の材料も吟味する必要がある。

例えば、
野菜とかは
ほとんど(国が許可した基準以内の)農薬まみれなんだけど、
農薬を使った野菜と、
農薬を使っていない無農薬野菜だったら、
どっちを食べたい?

俺は無農薬野菜が食べたい。

一般的な消費者だって、
どちらかと言えば、
そう思っているだろうけど、
そんなに気にしていないでしょ。

農薬っていうのも、
人体にとっては良いものではないし、、
国が定めた基準以内の使用だとしても、
それでも農薬を摂らないに越した事はない。

農薬にしたって、
農薬を使った方が、
農家の人が
形の良い虫の付いてない作物を大量に簡単に作れるからそうしているだけであって、
消費者のためにやっているわけではない。

農家の人は
形の悪い虫が付いてる作物になってもいいから、
その分、農薬を使わず、安全安心な作物を食べている。というのを聞く。

農家の人は、農薬まみれの作物は食べたくないのだ。

消費者だって、そうだ。

消費者が農薬まみれの野菜は食べないと言えば、
農薬を使わない野菜が増えるかもしれない。

食料自給率も、
日本はカロリーベースで40%なのだけれども、
日本食として換算すると、
その数値が上がったりする。

日本は、
洋食が食べれたり、
中華が食べれたりして、
それに合わせた料理を基準にすると、
40%くらいの食料自給率なんだけど、
それを純和食に変えると、
その数値が上がったりする。

戦争に負けて、
パン食文化が流入してきてしまったけど、
俺らが日本食を食べるようになれば、
食料自給率が上がる。

俺は、学校給食を日本食を中心としたものに変えるべきだと思う。

小さい頃から、
子供が日本食に慣れれば、
大人になっても
日本食が好きになって、
基本の食事が日本食となり、
食料自給率も自然と上がるというわけだ。

そういったような事を子供たちに食育として教え、
農業体験をしたり、
どうしたら、
日本の食というものが良くなっていくかを考える授業を設ける。

日本の食料自給率は低いけど、
この先どうして行くべきかとか、
もし食べ物を輸入できなくなったらどうしようかとか、
そういった議論を考える場があってもいいと思う。

また、
今の日本は
牛肉とかマグロとかを簡単に食べれる世の中だけど、
昔は、そういったものは、
ハレの日といった特別な日しか食べる事ができなかった。

普段は、
ケの日と言って、
ごちそうは食べることが出来なかった。

日本が豊かになったり、
外国から安いものを輸入できるようになって、
毎日、好きなものが色々食べる事が出来るようになったけど、
それが良い事なのかどうかを考える必要もあると思う。

電子レンジやIHクッキングヒーターとかを
僕らは普通に使ったりしているけれど、
それらの使用が身体にとって有害であるという研究もある。

便利さを得られるかわりに、
何かが失われたりもする。

食っていうのは、
人間の口に入れて、
その人間のエネルギーの源になるものだ。

車で言えば、
ガソリンみたいなもので、
ガソリンの質がちゃんとしていなければ
車が走らなかったり、おかしくなったりするだろ。

人間の身体は優秀なもので、
多少悪いものでも、
人間の身体が勝手に適応してくれるから、
うまくいったりするが、
常にそうとは限らないし、限界もある。

人間の活力となる食事をもっと大事に考えていきたい。

ページ上に戻る


inserted by FC2 system