食、第一次産業、環境

・副原料を使わず、麦芽、ホップ、水、酵母で作ったものだけをビールと定義する

この根拠として、

1516年のビール純粋令
「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」という、
1516年のビール純粋令にある。

1556年には、酵母の使用も許可された。

しかし、
日本では酒税法により、
麦芽・ホップ・水のほかに副原料として、
米やとうもろこし(コーン)、でんぷん(スターチ)、糖類などが
使用可能となっている。

今日の日本では、
副原料を使ったビールが多く普及している。

これは、日本人好みに合わせたビール作りのためだとされている。

副原料を使った方が、スッキリした味わいになるそうだ。

スーパードライとかね。

一方、副原料を使っていない、ビール純粋令を基準にしたビールは、
プレモルやエビスがある。

最近では、一番搾りも副原料の使用を止めた。

高校の頃は、スーパードライっしょ。
みたいなのがあって、スーパードライを飲んでいたが、
学習するにつれて、
基本、ビールは副原料を使用していないものを飲むように決めた。
なので、スーパードライは飲まなくなった。

なんで、副原料を使用していないものを俺は飲むかというと、

第一に、健康志向というのもあってか、
余計な食品添加物を使う物を体に摂り入れたくないという、
俺の考え方が根本にある。

なので、
ビールも、基本、シンプルがいいというか、
ご当地ビールとかでさ、
その地域の何か特別な副原料を使ってますなら、
副原料使っててもいいんだけども、
全国で売っているような、基本のビールは、
ビール純粋令に基づいた、
副原料を使っていない、添加していない、シンプルなビールであって欲しいと、
俺は思う。

第二に、伝統を大事にしたいからである。

どうせビールを飲むなら、本来のビールを味わいたい。

消費者に合わせたってビールも在ってもいいけども、
どうせなら本場の、本来の味を大事にしたい。基準にしたい。

日本では、
今日、副原料を使ったビールや発泡酒、第三のビールなど、
ビール風味のアルコールが氾濫している。

ビール純粋令も、そういったものが氾濫した事によって作られたものである。

色んなビール風味のアルコールがあってもいいけども、
基本をちゃんとしていたい。

ラーメンとかもさ、日本風になって、
今や本場を凌駕していると言える状況もあるわけで、
日本風にする事は全く否定しないけども、
それならばそれで、
米の副原料を使ってるならさ、和ビールとかって名称にするとかさ。
コーン使ってるなら、もろこしビールとか、
スターチ使ってるなら、でんぷんビールとかにして区別してほしい。
ま、てか、日本で、もし副原料使うなら、米ビールでしょ。
日本とビールのコラボで米ビールってのを売りにするならまだしも、
実際問題、そうじゃないじゃん。

ともかく、ビール、生ビールって名称は、
大麦麦芽、ホップ、水、(酵母)だけを使ったものにするべきである。

だから、
ビール(生ビール)って名称を使うなら、
大麦麦芽、ホップ、水、(酵母)だけを使ったアルコールのみとする
という法律を作る。

ちなみに、
日本酒も同様の理由で純米酒しか、俺は飲みたくない。

ビールも日本酒もシンプルな素材で、美味いものは作れる。
俺は、それでいい。
たまにはいいけども、基本、よけいなものはいらん。

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