食、第一次産業、環境

・大都市の海や川や湖を気持ち良く泳ぐ事が出来るくらい超綺麗にする

自分は小さい頃から横浜に住んでいる。

横浜市内には
川がたくさんあり、
海もすぐ近くにある。

だが、
横浜の海や川で泳いだ事がない。
(それでも、ちょっと入った事くらいはあるけども、海の公園とかね。)

なぜなら、
そういう泳ぐ場所じゃないって暗黙の感じがあるし、
そもそも泳ぐほど、
水質が綺麗ではないからだ。

だから、
泳いでないけど、
ホントだったら、
橋の上からジャンプしたり、
泳いだりしたかった。

中村橋の上からジャンプしたり、遊びたかったわ。
でも、実際、汚くてジャンプなんてしたいと思わない。
綺麗な川だたら、清流だったら、ジャンプしたり泳いだりさ。
川から上がるために、ロープかなんか勝手に取りつけたりしてさ、遊べたよね。
夏なんか、プール行かないで、そこで泳いだりさ。
お前、ジャンプ出来るの出来ないの?みたいなやり取りあったりさ。

ま、そんなん、
横浜では
できなかったから、
地方に行って、
地方の綺麗な川でジャンプしたり、
川遊びを小さい頃したのを覚えている。
たぶん、そういうトコで現地の子供らがワンパクにそういう川遊びしてるのを見て、
なんで、横浜じゃ出来ないんだよー!って思ったのがあったんだと思う。

俺の実家は海も近くにあるが海水浴なんか出来る海ではないので、
海水浴に行くって言っても、
鎌倉とか三浦海岸とかまで行かなければ泳ぐ事が出来ない。
地元の海では泳げない。

湘南とか三浦海岸とか行ってもさ、
沖縄とか伊豆の白浜とかと比べると
水質が綺麗ではない。
ゴミとかもあったりさ。

俺は、
大都市近郊の海や川、湖の水質をすっげー綺麗にしたい。
思わず泳ぎたくなるほどの、だ。

野島公園とかで潮干狩り出来るけど、
綺麗な海の方が、美味そうじゃん。

多摩川とか江戸川の下流域の水が、
そのまま飲んでも平気くらいの水質だったら、
みんな、泳ぎたくなるでしょ。

そういった事をするには、
1に、汚れを出さない事。
2に、生物を利用して水質を浄化する事です。

人間が出す汚れは、
自然が浄化して綺麗にしてくれます。

でも、
人間がたくさん汚れを出せば、
自然も浄化しきれずに、
海や川や湖沼は
汚染されてしまいます。

なので、
人間が出す汚れを少なくし、
川や海や湖に、
水質を綺麗にするアマモ場を作ったり、
ワカメを養殖したり、
えひめAI-1などの微生物を放つ事で、
水質を生物の力を借りて、
綺麗にする事ができます。

あとは、
人間の力で、
川や海、湖などに沈んでいる粗大ゴミなどを拾い上げて、
海や川や湖の中を
綺麗にする事も大事です。

ここで、
人間の出す汚れを説明すると、
工業用排水は
一時期、問題となり
規制されてきた面があり、
今や工業排水よりも
生活排水や下水上排水からの排水の方が問題となっています。


落合水再生センターに見学に行って直接聞いた話だが、

下水処理場で
下水を処理すると言っても、
100%汚れを除去できるわけではなく、
窒素やリンが含まれた水が海水に流れ、その結果、赤潮や青潮を引き起こす。
雨など降ると、下水場の処理能力を超えてしまうので、
処理しきれない雨水と下水が海に流れる事もある。
それでは良くないと、
少しずつだが改善してきており、
一時的に一応、処理しきれない雨水や下水を地価のタンクに溜めて、
落ち着いたら下水処理をするようにしたり、
直接、汚れた水を海に流すわけにはいかないから、
普段は微生物で下水を綺麗にしているけど、
緊急の時は、化学薬品で簡易的に下水処理して海に流したりしている努力を
下水場はしている。
東京23区の下水場は東京オリンピックに間に合わせるために、
急ピッチで整備した経緯があり、
下水と雨水が分かれてない合流式を取っている。
そのため、処理が大変になっているが、
今、それを下水と雨水を分けて処理する分流式に変えるのは、
お金の問題や新たに下水管を作るスペースが無いなどの理由で中々難しいようだ。
新たに下水場を作ったり下水管を整備したりする場合には、
下水と雨水を分けて作ったりするようにはしているとのこと、だ。
また、東京湾の海が綺麗にならない一つの原因として、
処理された水に窒素やリンが微量ながら含まれているというのがあるが、
それを飲み水と同程度にする高度な処理方法もあるが、
合流式を分流式に切り替えると同様に、
コストの問題とそれを設置するスペースが中々ないという問題で、
高度な下水処理が出来ていない。
落合水再生センターでは、一日の下水処理能力が45万トンだが、
高度な下水処理である膜ろ過設備の1日の下水処理能力はわずか50トンしかない。
俺は、日本の首都、東京なもんだから、
高度な下水処理はもっと出来てると薄ら期待して思っていたのだが、
そうではなかった。
東京都全体で言えば、高度な下水処理が出来ているのは20%程だという。
合流式ではなく、分流式も同様に20%くらいだという。
高度な下水処理に切り換えられなくとも、
分流式に切り換えられなくても、
昔に比べたら、ま、少しずつではあるが、下水処理、日々改善している。


だとさ。(皇紀2674年西暦2014年6月24日見学)

(平成26年時点においてでも、
高度な下水処理は東京湾流域住民の15%分しかカバー出来ていないらしい。)
(・高度な下水処理で生活排水を綺麗にし、東京湾を再生する より)

仮に下水処理場で汚れを除去できたとしても、
下水処理場に負担を掛け過ぎない努力や配慮も大事ですので、
なので
私達はなるべく、
生活排水を出さない生活を送る必要があります。

生活排水としては、
クソやションベンよりも
台所からの排水が、
水質を汚染しています。

油を捨てるのも良くないので、
油は、キッチンペーパーとかティッシュとかで拭きとって、
ゴミ箱に捨てましょう。

牛乳や米のとぎ汁を捨てるのも良くないだとか。

だから、
液体系の汚れは
なるべく紙に水分を吸収させて、
燃えるゴミとして捨てる。

汚れは
ふき取ってから
洗ったりする努力が必要です。

一応、
洗剤も汚染原因の一つで、
適切な量の使用が求められます。

ま、
面倒くさかったらとにかく
絶対に気を付けたいのが、
なるべくですが、油を流さないという事です。

汚染力は牛乳の比になりません。

その上、
油を流すと
排水管内でかたまり、詰まる事があります。

なので、
油は流しちゃいけないんです。

てか、
そのくらいは常識か。

ま、
他にも
産業廃棄物を不法投棄したり、
そういったところから水銀が流出して、
海洋汚染となったりします。

海洋に広まった水銀は、
特定の魚に含まれて、
それを妊婦が食べると胎児に悪影響を及ぼしたりもします。

水銀どうこうじゃなくて、
魚はかなり汚染されていると思う。

貝とかさ。
貝なんて水質を浄化してくれるからね。
もろ毒素を溜めこんでしまうイメージが俺にはあるから、
東京湾で潮干狩りとかしても、
アサリを積極的に食べたいって思いにくい。

ま、
そんなこと言っても、
せっかく取ったら、食べちゃうけどさ。

でも、できれば、
なるべく化学物質に汚染されてないものを食べたいじゃん。

それをするには、
俺達、人間が
出来るだけ化学物質を出さないようにしなくてはいけない。

人間が原因で出る汚染物質のせいで、
川や湖、海が汚染されていく。

それを防ぐには、
そういった汚染物質を出さない1人ひとりの心がけや、
それを浄化するシステムを作ったり、
生物の力をお借りして、
綺麗にしていく必要があります。

生物の力を借りるって言ったけども、
それは自然になるのではなく、
人間の手で、
育てて形成していかないといけません。

海や川や湖沼を汚さない世の中にするために、
そういった事を国や自治体等、
大きな規模で取り組んで行きたいです。

東京湾を沖縄くらいの水質、環境にしていきたいです。

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