食、第一次産業、環境

・米を完全自由化にして、安い米価を国民に提供する

現在、
秋田県産あきたこまちの販売価格が税込で1030円だとすると、
カリフォルニア産あきたこまちの販売価格は、1554円だ。

ちなみに、
このカリフォルニア産のあきたこまちは
有機農法で栽培されているものである。

秋田県産のあきたこまちには、
その表記がなく、
おそらく農薬を普通に使用しているものである。

カリフォルニア産の方は
関税などで高くなってしまっている。

各国のコメの卸価格は1kg当たり、
日本は245円、
アメリカは70円、
中国は50円だ。
(農林水産省)

関税が撤廃されれば、
有機のカリフォルニア産のあきたこまちは、
最低でも、日本米の半値くらいにはなるだろう。

俺は消費者としては、
安くて有機農法のあきたこまちであるならば、
カリフォルニア産のコメでもアリだと思う。

現状の日本の多くのコメは、
高い上に農薬を使っている。

取って替わられても必然だと思う。

せめて、
農薬を控えるべきだ。

今まで俺は外国産のコメは、
どうせ農薬たくさん使っているんだろうと思っていたが、
有機農法で、かつ、安い日本の品種のコメであるなら、
大歓迎である。

てか、
なぜアメリカで有機農法が出来て、
日本では出来ないのか?ちょっと疑問である。
ま、やってるところもあるけど、農薬使用が主流である。

日本米と同じ品質以上のものが、
外国で作られて、
日本に安く輸出されれば、
確実に日本のコメは負ける。

日本のコメが壊滅するような事があれば、
それは日本の安全保障として、
競争力とは別に保護すればいい。

価格競争で日本のコメが負けたのならば、
農業等を国有化して、
国防費として、
税金でコメを作るようにすれば、いい。

前提としては、
輸入する米は無農薬もしくは有機農法限定にする。
それ以外はダメにする。

で、
日本の米作りは農薬使用を禁止する。

食料を作るというよりも、
環境を保全する役割も担うようにして、サポート出来るところはサポートしたい。

農薬は
環境を大なり小なり破壊する。

食料を海外から確保しつつ、
日本の農業は完全無農薬にして、
環境保全、植物を育てる感覚で、やってみてもいい。

農薬使わない事で、
不作だったら不作でしょうがないし、
虫に食われてもいい。

その上で、
生産された作物は市場に流通させればいい。

で、
農家の生活は
ある程度は税金で保障してみてもいい。

怠けて楽してカネをもらうなんて事がないように、
ちゃんと雑草抜いているだとか、
農薬使ってないかとか、きちんと確認する。

自然農園が好きな人は農業が憧れの職業になる。
だって、
仮に作物が売れなくても、
自然環境を手入れしていれば、生活できるのだから。

日本に入ってくる安価な作物は
無農薬か有機農法で、

日本で作る作物も
農薬や除草剤を使わないとなり、

安心の食材が安く手に入る事になる。

(参考:WBS)

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