食、第一次産業、環境

50年前の約半分の消費量(日本人1人当たり)になってしまった米の消費量を増やす

米の消費量が減っている。

発端の一因として、
これは、敗戦後、
戦勝国が
日本人の米などの消費を減らし、
日本人の小麦や肉、乳製品などの消費量を増加させ、
日本に小麦や肉などを輸入させつつ、
日本文化を解体し、
日本を外国に対して依存体質にさせようという目論見があったと思われる。

その目論見は成功し、
今日の日本は、
日本に居れば洋食や中華などの外国料理が簡単に食べられるほど、
日本の食文化は多様的なものになる一方で、
日本人の米離れや和食離れが進んでしまった。

農林水産省の資料によれば、
1人当たりの日本国民の米の消費量は、
50年前に比べたら、半分近くになってしまった。



コメを消費しないという事は、
その分、炭水化物を小麦から摂る事になり、
我が国では充分な小麦を賄いきれないので、
小麦を輸入するという事になって、経済的にもマイナスになるし、
安全保障の観点からも、食料を他国に依存しなければならないという状況は、
可能な限り避けるべきである。

また、
食というのは、
その民族にあった食べ物を摂るのが自然であって、
西洋人なら食べ慣れてるパンやパスタなどの小麦を食べるのが適当であり、
同様に、日本人なら米を食べるのが適当であると私は思う。

それが体にとっても合っていると俺は思う。

しかし、
今の日本人は、
戦後の間接洗脳や流行によって、
日本本来の食習慣が破壊され、
雑食になってしまっているのが残念でならない。

もちろん、好きなものを食べる自由は当然あっていい、
しかし、基本の食のベースは大事にして欲しいと思う。

私は、
日本人にあった食事、
日本の国益、
日本の安全保障などをあらゆる面を考えた時、
日本人は、もっと米を食べて、米の消費量を増やすべきだと思う。

出来れば、50年くらい前の消費量、生産量に戻したい。

今なら、米粉もあるわけで、
そこからパンや麺だって作る事は可能である。

 

以下、
大戸屋 平成26年度 大人の食育セミナー 心と体を変える「食選力」より



終戦直後よりも、現在の方が一日の摂取カロリーは少ない。

それなのに、
メタボの人が居たり、ダイエットをする人が居る。

何故か?

それは、
カロリーバランスが変化したからだ。


終戦直後の脂質の摂取は7%だったが、
現在は、27%と増えている。

一方の炭水化物の摂取が79%から56%と減っている。

つまり、
肉や乳製品を摂る一方で
お米を食べる量が減ったために、
終戦直後よりも
一日の摂取カロリーが少ないにもかかわらず、

「お腹周り、ちょっと肉ついちゃってるな。ダイエットしてるのに、どうしよう。


みたいな事になっている。

しっかりお米を食べてお腹を満たし、脂質の摂取を抑える事が大事。



お米を食べる比率を6割くらいにして、おかずを4割くらいにする。

そうすると、
しっかりカロリーを摂って、
脂質の摂取を抑える事が出来る。

つまり、
よく米を食べると太るというコメ悪玉論が言われてたりして、
コメはダイエットの天敵みたいな扱いがされるが、
実は、そうではなく、
米を食べるから太るのではなく、
肉や乳製品の摂り過ぎで太るのである。

昔に比べて、
肉や乳製品を摂る様になり、
その分の脂質が増えたから、太るのである。
減らすのは、コメではなく、肉や乳製品などの脂質である。

また、コメは以外にも、
食物繊維としても機能していて、
コメもちゃんと食べてバランスの良い食事をとる事で、
腸の調子も良くする事が出来る。
その際、よく噛んで食べる事が大事だ。
コメを主食とする日本人にとっては、お米は食物繊維源でもあるのだ。

コメじゃなくて、パンを食べる人が多いが、
特に女性、
パンは砂糖や油分などが入ってたりするから、
どうせ炭水化物を食べるなら、お米の方がいいぞ。
雑穀米とか玄米とかなら、なお良い。
パンとか食べると肌が乾燥するとかいうしな。

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