食、第一次産業、環境

・成型肉などの人工加工食品を制限する

成型肉(せいけいにく)とは、
細かいくず肉や内臓肉を
食品添加物の軟化剤で柔らかくして
同じく食品添加物の結着剤で固め、形を整えただけの食肉。

牛肉の赤身に
牛脂や食品添加物などを注射した、
「インジェクション加工」
と呼ばれる処理を施した牛肉も含まれる。

まず、
俺は
食品添加物を使用する事自体反対だし、
食品添加物は
食品薬物という名前に変えるべきであるし、
その食品薬物が、
この成型肉には
ぎょうさん使われておる。

成型肉っちゅうのは、
くず肉もしくはくず肉みたいなもんを食品薬物で固めた食いもんだ。

俺は、
食品薬物使って、
そんなこねくり回した肉、
基本的に食べたいとは思わない。

しかも、
そういった肉は食中毒の危険性がある。

てか、
2009年には、
ステーキレストランチェーン「ペッパーランチ」で、
成型肉を使用した「角切りステーキ」の加熱不足から、
O157による食中毒が発生している。

基本、
肉がレアでも
食べられるのは、
肉内部には食中毒菌は存在しないからだ。

つまり、
もし食中毒菌が
肉に付着したとしても、
肉の表面を焼けば、
食中毒菌は死滅する。

だから、
レアとか、
肉の中身が
生で食べても食中毒にはならないのだ。

しかし、
成型肉は、
くず肉を寄せ集めて
食品添加物で固めた肉なので、
もし食中毒菌が
肉の内部に侵入していた場合、
中まで火を通さないと、
食中毒菌が死滅しないので、
食中毒になってしまうというわけだ。

全部の成型肉が
そういうわけではないだろうけどね。

だから、
おれが嫌なのは、
まず、食品薬物を使っている事。

次に、
食中毒の恐れがある事。

さらに言えば、
企業側が、
「当店で出している肉は、
成型肉という食品薬物を使った肉でございまして、
当店の肉を食べた場合、
食中毒になる可能性がゼロではありません。
その辺を留意して召し上がってください。」
とか、
言ってくれればいいけど、
そんなん、
当然、しないじゃん。

それだったら、
成型肉の使用は禁止にすべきだ。

加工技術の進歩により、
2006年の時点で
食肉の年間消費量の3%を占めるとも言われている。

肉の有効利用は良いんだけどさ、
それよりも大事なのは安全安心でしょ。

今、肉切ってて、ちょっと余ってさ、
それをアドリブで適切に活用するって程度ならOKだけどさ、

くず肉もったいないから、
食品薬物ぶっかけて、
冷凍にして商品化しちまえってのは、良くないと思う。

くず肉もったいないならさ、
家畜用の飼料にするだとか、
農作物等の肥料にするとか
色々、活用の仕方はあると思うんだよ。
俺はさ。

っつうことよ。

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