食、第一次産業、環境
・国内食品は全て無添加、無農薬等にする
農作物において、
国土が狭い我が国が
他国に勝てる要素は何かを探していた。
土地の面積では勝てない。
人件費でも勝てない。
では、
何なら。。。。
一つだけあった。
距離である。
我が国に一番近い国はどこか。
そう、
我が国、
日本である。
にもかかわらず、
その利点を我が国は活かしていない。
というのは、
添加物や農薬などが出来たおかげで、
遠くの国の食品でも、
我が国で販売する事ができるようになってしまったのだ。
ここを何とかすればいいのだ。
つまり、
日本国内での、
農薬、合成添加物を禁止すればよい。
そうすれば、
距離的に優位なのは
我が国日本であるのだから、
この利点を活かせる。
海外作物は
品質を保持できなくなり、
日本に輸出できなくなる。
もちろん、
無農薬でやるからには、
日本国内で従事している者にも打撃があるが、
海外のそれに比べたらマシである。
また、
日本国内では
農薬とか、添加物を禁止するが、
海外では禁止ではないので、
今まで通りのものは海外へ輸出してしまえばいい。
国内は無添加無農薬で、
今までの作物は海外へ輸出すると、
二つの戦略を持って、
やっていけばよい。
世界に向けて商品としての農作物、
日本国内に向けて食品としての農作物と、
棲み分けすればいい。
商品としては
農薬、添加物なども使って良し。
食品としては
完全無農薬、無添加にする。
水産物、畜産物も一緒。
他国からの反発はあるだろうが、
国民の健康の安全安心を考えると已むをえないと言えばいい。
結局、
世界のスタンダードに合わせると、
農薬や添加物、遺伝子操作などをしていかないと、
太刀打ちできないのだ。
普通の頭で考えてもわかるが、
農業用地に圧倒的な開きがあるのだから、
かりに、農薬などを使ったとしても、
所詮、焼け石に水なのだ。
安い農作物と真正面から戦えば戦うほどバカを見る。
最近の若者は~みたいな、
精神論等でどうにかなる問題じゃないのだ。
抜本的にやり方、競い方が間違っているのだ。
今のままでもそうだし、
自由貿易にしたら、
当然、今よりも農薬を使わざるを得ないし、
使ったとしても
世界で勝ち抜くには物理的に無理である。
そもそも土台からしてハンデがあるんだから。
ますます作物の輸入依存を受け入れるしかない。
食品は口に入れるものである。
人間の体内に入れるものである。
家電製品、自動車などとは訳が違う。
貿易云々関係無く
そもそも食品に対して
不必要に添加物を使うべきでないし、
農作物に対して、
農薬を散布したり、
除草剤を使ったり、
化学肥料を不用意に使うべきではないのだ。
なぜなら、
人間の口に入れるものだからだ。
だったら、
使わないに越したことがないのだ。
効率性や保存性、見た目など経済的に考えた場合、
農薬とかを使った方が都合がいいから、
そうしているだけであって、
農家さんは、
自分で食べる分は、
基本、無農薬でやっている。
でも、
商品として出荷する分は、
農薬等を使っているのだ。
農家さんだって、
完全無農薬で提供できるなら、
そうしたいと思っているだろうが、
農薬等を使わないといけないような風に、
なってしまっているので使用しているのだ。
一回一回の農薬の量は問題ないのかもしれないけど、
長い目で見たら、
農薬とか化学物質が体に悪いというのは、
明らかに俺は感じる。
手塚治虫さんの作品で
時計仕掛けのりんごってのがあって、
漫画自体は
面白い作品ではないんだけどさ、
内容は、
食べ物に化学物質を混ぜて、
人間を無気力化にして、
市民を操作して
日本から独立を企てるっていう話で、
実際にこういう事はないだろうけど、
人工的な化学物質が人間に与える影響は、
少なからずあると、俺は思う。
科学的な根拠を俺は有してないけどさ。
アトピーだとか、
喘息だとか、
アレルギーとかは、
食品に限らず、
化学物質の影響が大きいと俺は思う。
ま、だから根拠はないんだけどさ。
はっきり言えるのは、
そういった人間が作った
化学物質を体内に
なるべく取りいれない方がいいのは、間違いない。
(排気ガスとかを含めね。)
だが、
まったく何も規制をしなければ、
経済等を重視するため、
結局、化学物質を使わないと
やっていけないという風になってしまうのだ。
(今でも一応規制されてはいるけど)
金持ちや一部生産者は、
安全安心のための対策は出来るだろうが
庶民は化学物質まみれになりがちになる。
だから、
国が、
国内では、
農薬とか食品添加物を使っちゃダメだよって
宣言しちゃえばいい。
そうしたら、
みんな自然と農薬とか添加物を使えなくなるし、
使わないでやるにはどうしたら
いいかって考えるようになるから。
どうしても
農薬とか添加物を使いたいって企業がいれば、
さっきも言ったが、
それは
海外に
その国の基準に沿って農薬等を使用し、輸出すればいい。
ただ国内においては、
(体内に摂り入れるものとして)
そこは経済性よりも安全を気にする必要がある。
最初に使った時は、
それが危険かどうかは定かではなかったかもしれない。
だが今は、
できれば使うべきではないとわかっている以上、
効率化よりも安全を重視しなければいけない。
高低差のある日本、
山間部に棚田等を作って頑張っている人達もたくさんいる。
そこには
効率化や世界基準が割って入る事などできない、
美しさと使命感がある。
これまで築きあげてきた伝統、
地域での重要な役割、
そこでは資本経済なぞは、副産物に過ぎないのだ。
価格競争のために、
国民の健康や自然環境が
危険に晒されるのはおかしい。
無農薬や無添加にする事で、
地産地消にもなる。
豆腐を作る際などには、
にがりという添加物を使用しなければならないが、
そういった必要最低限度のものは認めればよい。
でもまあ、
にがりを使わなくても海水を使った、
海水豆腐なんてのもあるからね。
また、
食品など、
価格が上昇するかもしれないが、
それは仕方がない。
そもそも、
現在の食品の値段が安すぎるのだ。
それを適正な価格に戻すだけの事だ。
仮に、
食料品が足りなくなるなんて事が起きた場合は、
農薬使用作物、添加物使用食品と明記した上で、
販売すればよい。
輸入したっていい。
それら食品を買うかどうかは消費者が判断すればいい。
農薬を使用しているのだから農薬使用作物、
添加物を使用しているのだから添加物使用作物。
間違ってはいない。
むしろ、正しい表記である。
そのようなことをしていくことによって、
国内の食料品が健全健康になる上に、
第1次産業従事者の雇用が促進して一石二鳥となるのだー。
追記
以下、
皇紀2674年(西暦2014年)9月23日放送
空から日本を見てみよう+
りんご日本一&歴史薫る城下町 青森県弘前
より
↓
くもみ「わぁー!!車の後ろから霧状のものが出てきました!」
こちらは果樹専門の農薬散布車。
月に2回農薬散布を行う
くもみ「農薬の虹って初めて見ました!」
ノズルから出る農薬が巨大なプロペラの回転が起こす
風の力で散布され木の先端まで届く仕組み
くもじい「いやぁ見事なまきっぷり」
くもじい「農薬の霧がクジャクの羽のようじゃ」
↑
虹が出て、綺麗に見えるけど、
農薬散布してるわけで、ゾッとする。
こんな感じにやってたのか。。。
けっこうハードなんだね。
こんなにたくさん。。
農薬を散布せずに、何とか農業できないものだろうか。