食、第一次産業、環境

・賞味期限、消費期限、製造年月日の三重表記にする

知りたがりで、
先生が
「賞味期限を無くし、消費期限に統一した方がいい」
という事と、
「製造年月日も併記した方がいい」
という事を仰っていたが、
俺も、それに賛成である。

ただ、
それに、もう少し、俺は付け加えたい。

賞味期限、消費期限を二重で表記する。

そうすれば、
賞味期限が切れても、
消費期限がここまでだから、
このくらいまでは食べられるだろうと、
消費者が考える事もできる。

製造年月日も
併記して三重併記するとなおさら、ヨシだ。

以下、
知りたがりを見て、俺による、まとめ

賞味期限は、
おいしく食べることができる期限
スナック菓子 カップめん 缶詰など
(品質が落ちにくいもの)
で、
賞味期限は、
期限が過ぎてもすぐ食べられなくなるわけではない。


消費期限は、
期限が過ぎたら食べない方がよい期限
弁当 サンドウィッチ 生めんなど
(品質が落ちやすいもの)

消費期限は、
必ず期限内に食べるもの。


現在、
日本では
年間1900万トンもの食品が捨てられていて、
賞味期限の表記の見直しの検討がされている。

検討しているのは、
賞味期限+「期限を過ぎても食べられます」と併記して、
賞味期限が過ぎても、
味は落ちるかもしれないけども、
食べる事ができますよと消費者に促す狙いだ。

しかし、
その効果があるかどうかに疑問の声もある。

ちなみに、
賞味期限は見直し検討はするが、
消費期限は、見直しはせず。


賞味期限、消費期限の歴史

1948年 乳用牛乳類に製造年月日表示義務
他の食品には表示義務なし

高度経済成長の1970年
政令で指定されたものに
製造年月日表示を義務化する事に。
加工食品が増えてきたから。

それ以後、
消費者から、
より新鮮なものを欲しいと要求。

また、
いつまで食べられるの?
との声が上がってきた。

その声を受けて、
製造年月日は義務であったが、
自主的措置として
期限を導入することになってきた。

そして、

1995年 消費期限・賞味期限(品質保持期限)表示義務化に。

義務であった製造年月日表示が自主的措置になり、
期限表示が義務に変わった。

さらなる消費者の要求として、
古いものは買わない、という志向性になってきた。

期限間近だと売れない。

在庫があふれる。

そのため、
値下げして販売
結果、
新しい商品が売れなくなる。
(値下げを狙う消費者が古くなる商品を待つため)

それを防ぐために、
期限前に処分されるケースも

一部で賞味期限の3分の1ルールという
自主的ルールが適用されている。

製造年月日から賞味期限までの3分の2までを販売期限とし、
それ以降は、
メーカーに返品、廃棄するというもったいないルールだ。

まじで、もったいない。。

賞味期限は期限が過ぎても、
本当はまだまだ食べられるのだが、
賞味期限表示のみでは、
本当に、食べちゃヤバイ期限が分からないというのもある。

また、
消費者の保存状況により、
食べられる期限も違ってくるのだ。

その結果、
まだ食べられる食品の大量廃棄が問題になっているのだ。

現在の日本の食品廃棄物は1900万トン。

このうち、
まだ食べられるもの500万トン~900万トンもある。

俺としては、
消費期限とかも大事だけど、
このもったいない食料廃棄をどうにかしていきたい。

そのためにも、
消費期限とかの表記を改善する事で、
食料廃棄問題も改善すると思うので、
一石二鳥で、良くしていきたい。
(参考:知りたがり)



3分の1ルールとは、

例えば、
賞味期限が6カ月の商品の場合、
メーカーや問屋から小売店に卸す期間は、
製造から2カ月以内でなくてはならず、

小売店も
賞味期限が残り2カ月を切ると
店頭から撤去するという事になっているという

流通業界の暗黙のルールの事だ。(平成25年3月1日放送たけしのニッポンのミカタ!より)

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