千代田区

・神田神保町を世界的な書店街にする
・神田小川町を世界的なスポーツ用品店街にする

ネット環境が充実して以来、
価格面や利便性などからネット販売が増えて、
相対的に、実店舗でモノを買うという行為が減ってきている。

自分自身もネットショッピングをよく利用してる。

電動歯ブラシの替えも、
ネットで注文し、翌日か翌々日には家に届いたりする。

実店舗と同等もしくはそれ以下の価格で、
しかも、送料無料だったりもする。

今やネットショッピングで
大抵のものは何でもそろい、
それでいて、価格も安いときている。

実店舗でのショッピングは押され気味にはあるが、
しかし、実店舗でのショッピングでも充分、強みがある。

いくらネット環境がよくなろうとも、
所詮、二次元であり、三次元には、なれない。
実社会での実体験でないと味わえない広がりと感触がある。

そこが実店舗の強みである。

ネットじゃ、
実際にモノを触ったりして五感で感じる事は出来ないし、
それについての会話も出来ない。

三次元があるから、二次元が活きるわけで、
ネットショッピングは実店舗に生かされているに過ぎないのだ。

ネットだけでは活きないのだ。

新商品が出たら実物を見たいし、
ネット上でのコミュニケーションが盛り上がったら、
実際に、会いたくもなる。

人間、そんなものである。

だから、棲み分けというか、
実店舗は、そこに活路を見い出すしかない。
ネット販売は、そこに活路を見い出しきたのだしね。

小さい実店舗はネットを駆使したり、
まとまって大型化したり。

千代田区には、
JR秋葉原駅周辺の電気街、
神田小川町界隈のスポーツ用品店街、
地下鉄神保町駅一帯の神田古書店街、
の三大専門店街を有している。

こういったコンテンツがあるのだから、
既存のコンテンツを上手く利活用して、街づくりをしていくべきだ。

すでに秋葉原は充分活用されている感はあるが、
それをもっと、
オタク文化、電気街として世界的聖地としてまで押し上げて行きたい。

他の二つは、
もっと上手く活用出来る要素が残っていると俺は思う。

世界的に、
神田小川町と言えばスポーツ用品店街、
スポーツ用品店街と言えば神田小川町。

世界的に、
神田神保町と言えば書店街、
書店街と言えば神田神保町という風にしていきたい。

スポーツ用品店街も書店街も、
昔は、そこに商品、モノが集積されていれば、
人が集まってくるという時代であったが、
趣味嗜好が多様化し、ネット環境が整ってきた昨今、
相対的に、それだけでの集客は難しくなってきている。

なので工夫と努力が必要となってくる。

秋葉原、神田神保町、神田小川町を非日常空間にする。
街全体をテーマパークにする。

俺は、
出不精なので、
渋谷とか新宿とかに普通は行かない。
自宅周辺で過ごす。
なので、
渋谷やら新宿やらに行くと、それだけで非日常的で、
街全体がテーマパークのように感じてしまう。

そこに来る人や、そこにあるお店を見たり、
その街の雰囲気を感じたり、
街をぶらぶらしている自体で、楽しく感じてしまう。

別にジェットコースターやメリーゴーランドが無くても、
テーマパークには成れるのだ。

なので、
ディズニーランドに行きたい言うような感じで、
世界から、
少なくとも日本全国から、
秋葉原に行ってみたい、
(特に秋葉原はすでに成ってるだろうけど)
神田神保町に行ってみたい、
神田小川町に行ってみたいという風な街にする。

秋葉原については、
既存のものをそのまま伸ばしてサポートしていく方がイイと思うけど、
神田神保町、神田小川町を世界的ブランドにするためには、
テコ入れが必要かと思う。

例えば街並みについてだが、
例えば、全体的にガッツリ、いい感じに変えてしまうとか。
神保町、小川町は密接しているので、
ディズニーランドが何々ゾーンと別れているような感じで、
街を見ただけで、こっちが書店街だな、スポーツ用品店街だなと、
認識できるようにするとかね。

それと冒頭述べた通り、
今やネットショッピングが押してきているので、
古書や本、スポーツ用品が集まっているだけだと、パンチが弱い。

なので、
本好きの人が集いたくなる空間、
スポーツ用品を購入する人が集いたくなる空間を作る。

実物を見たり、
実際に語ったり出来る空間を作る。

そこに人が集まってくる事で、街全体にお金が落ちる。

例えば、
スポーツ用品店街だったら、
実際に、スポーツ用品を試す事が出来たり、
スポーツ等を習う場所が近くに備わっていたり、
そういう人達が集うカフェや飲み屋があったり、
そういう人達にとってのカリスマが
トークライブSHOWを出来る場を設けたりして、
連動した街づくりをする。

例えば、
古書店街、書店街だとしたら、
この街に来て、
見つからない本は無いというくらいの品ぞろえにしたり、
本好きの人が、
語る場やサークル活動する場を提供したり、
あるいは自分で執筆して、神田神保町ブランドで出版したりとか、
ネット販売のモノを安く便利に購入するというだけじゃなくて、
その先にある、実際に五感で味わうというところで勝負する。

結局さ、
秋葉原に皆行くのはさ、
俺はよくわからんけどもさ、
アニメが好きとかメイドが好きとか様々なオタクの人が行くわけじゃん。
それは、そこに行ったら、
何かある!とか、
仲間が居る!とか、
掘り出し物がある!とか、
そういう、とりあえず行ってみよう的な集う場みたいな感じなわけじゃん。

ネットとかでもさ、
これもよくわからんけど、
SNSとかのコミュニティとかに入ったりすんのって、
共通の趣味の人と一緒にワイワイやったりすんのが、いんじゃん!(良いんじゃん!)

二次元もさ三次元もさ、一緒なんだよ、結局。
共通の仲間と楽しみたいわけじゃん。

だからさ、
スポーツ好きな人はさ、
神田小川町行ってさ、
本が好きな人はさ、
神田神保町行ってさ、
ワイワイやれる環境を整えれば、いんじゃん。

とりあえず、その街行ったら、何かある。面白い事がある。みたいな空気感。
この街は何かやってくれる、と。
行ったら仲間が居る。
行ったら求めていたものがある。
集うでもさ、買い物をするでもさ、
とにかくさ、
来て、損をさせない街づくりする。
来て良かったな、
また、行こうと思わせるような街づくりにする。

そういったコンセプトを中心に、
そこに住まう人や商売する人達など広くアイデア、意見などを集い、
最終的に、どういう街づくりにするかは、俺が決める。

非日常空間にするとは言っても、
そこに住んでいる人達にとっては、
それが日常空間になるわけだから、
そういった配慮は出来る限りしていきたい。

しかしながら、
街づくりをするというのは、
その街を良くするため、盛り上げるためというところにあるので、
その街の人たちが、やってやろうじゃん!と、
進んで自ら、良くしていこうという心意気は不可欠である。

なので、その非日常空間が自然と思えるくらいに、
書店街、スポーツ用品店街という地を好きになってもらう必要はあると俺は思う。

街は良くして欲しい、活性化して欲しい、
でも、自分達の日常性が、ちょっとでも特異なものになるのは嫌だ、
という考え方があるのだとすれば、それは都合のいい話である。

その特異性が恩恵にもなっているのだから。

その街に住む人の協力があって初めて成立するものだと俺は思う。

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