千代田区

・千代田市構想を実現する(千代田区が自由に使える予算を増やす)

千代田市構想とは、

ウィキペディアを見ると、

特別区たる千代田区を
東京都と対等な立場の市に移行する考え。

と記されてある。

2001年7月、
当時の千代田区長が
「千代田市構想」を発表した。

しかし、
2012年現在、
千代田は千代田市ではなく千代田区である。

俺が今やろうとしている事は、
千代田市というネーミングにしようというものではなく、
千代田区が自由に使える財源を増やそうという事であり、
千代田区の自主財源の獲得が主眼である。

それが出来れば、
千代田区だろろうが千代田市だろうが、
どちらでも構わない。

何故、千代田区の財政自主権を確立する事を主眼に、
千代田市構想を実現しようかというと、

簡単に言ってしまえば、
千代田区が稼ぐお金は沢山あるのに、
その使えるお金が微々たるものであるからである。

千代田区に入ってくるカネ全部よこせとは言わんが、
も少し自由に使わせんかい。という話である。

例えばだが、

「23区では都区財政調整制度によって、
固定資産税・住民税法人分・特別土地保有税を都が集めて、
それから各区に分配されている。
3つの税金は千代田区内から2500億円集められているが、
千代田区が受け取れるのは35億円だけ。
だけど、市になったら、2500億円は自主財源になる。」
(R25参照)

みたいな話がある。

俺は専門家じゃあないんで、
よくわからんけども、
たぶん、
千代田区に入ってきた税金を、
いったん都か何かに渡って、
それを他の区とかに出来るだけ公平に配分すると、
千代田区は人口も少ないですから、
なんだかんだで、受け取る金額が少なくなると。

千代田区は日本の中心ですから、
それだけ企業等も集中していますし、
昼間の人口も82万人も居るわけです。
しかし、夜間人口だと、
それが4万7000人にまで減るわけです。

実際、住んでいる人口は、
4万7千人なので、
それに見合う税金分しか、返ってこないわけです。

昼間は、
82万人も人がいるのにです。

夜間、4万7千人しか居ない言うても、
その時間帯って、深夜くらいから早朝の事じゃないですか。

それ以外のほとんどの時間は、
47000人~820000人が千代田区内に居るわけです。

昼間、47000人だけが居る閑静な住宅街じゃないわけです。
その間、82万人を受け入れているわけです。
うるさかったり、ゴミの処理があったり、交通量が多いとか色々あるわけです。

4万7千人だけの街としての千代田では無いんです。
100万人規模が昼間活動する日本の中心としての千代田なんです。
その規模でのインフラが整備されているわけです。

その昼間の人口分の82万人分のやりくりも
考慮してくれたっていいわけですよ。

てか、その主張が全く通らず、うるせえ言われるのだとしたら、
こっちは千代田市宣言をするしかないわけです。

千代田区の人口は4万7千人しか居ないので、
千代田市にはなれず、
千代田町しかなれないとのツッコミがあるとは思いますが、
ここにきて、千代田区の夜間人口は増え続けている。

国勢調査の住民基本台帳によれば、
千代田区の人口は、

平成12年10月1日
39561人

平成17年10月1日
43660人

平成22年10月1日
47824人

と増え続けており、
2001年7月(平成13年7月)の
「千代田市構想」発表の時とは状況が違う。

このまま推移すれば、
次の国勢調査の時には、
千代田区の人口は5万人を超えていると予測され、
千代田市への障害は無くなり、まさに時は満ちたとはこの事である。

もし仮に千代田市となれば、
警察、消防、水道、清掃、交通などの大都市事務を、
千代田市が担う事にはなるが、それは東京都に委託してもいい。

東京都がそれら大都市事務を
千代田市になるなら使わせませんよとグダグダ抜かすような事があれば、
国民の生活を人質に取る気かと言えばいい。

それでもグダグダ抜かすようなら、
最悪、自分らのトコで、やるようにすればいい。

とにかく、
千代田区が自由に使える自主財源をもっと確保する。

その自主財源で、
日本の中心、
皇都・千代田として、
ふさわしい街、もっと良い街にしていく。


参考資料

千代田市構想

第1部 千代田区第3次基本構想~千代田新世紀構想~

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