輝樹教の教え
・どす黒い闇
人は誰しも大なり小なりどす黒い闇を抱えて生きている。
普段はそれが眠っているから気付かないだけ。
どんな人間であれ何かの拍子にそれは不意に目を覚ます。
それは決して起こしてはいけない。
それの正体が何なのかはわからない。
しかし、そいつを起こしちゃヤバイというのは何となくわかる。
それの存在を感じたら、もう考えない事。
抗ってもどうしようも無い。
それは世の全てを飲み尽くす漆黒の闇。
助かりたいなら、何も考えない事。
すると次第に小さくなっていくから。
決して蓋を開けてはならない。