外交、領土問題

・日本国内にも存在する中国政府の国策である「孔子学院」を廃校にする

・日本国内にも存在する中国政府の国策である「孔子学院」を大幅削減する

中国政府は、
中国語や中国文化を世界に普及するために、
国策として、
孔子学院という機関を世界に展開し始めた。

2004年の11月に
世界初の孔子学院がソウルに設立したのを皮切りに、
2010年6月時点で、
いまや世界に329拠点もの孔子学院が存在している。

世界最多はアメリカで57拠点、
二位がイギリスで34、
三位がタイで23、
四位が日本で17だ。

中国語や中国文化を学ぶのは自由だが、
日本に対する昨今の中国の姿勢を見ていると、
世界各国で
中国を浸透させるような機関に警戒を抱かずにはいられない。

個人が勝手にやる分ならともかく、
日本国が
中国の国策を後押ししていくような環境は作るべきではないと、
俺は思う。

なので、
日本国内の孔子学院は廃止を目途に大幅削減をしていく。

ちなみに、
語学普及期間的なものは世界に存在するが、
孔子学院が
画期的で世界の語学普及期間を驚かせたのが、
孔子学院は、
フランチャイズ方式で、
既存の教育機関と連携して、
その既存の教育機関に場所を提供させて、
講師やノウハウなどは中国政府が提供し、
初期にかかる費用は
概ね中国政府が
負担するようなシステムをとっており、
中国語中国文化普及に対する
初期投資や場所などの固定費を抑えることで、
多店舗展開を可能にしたいうこと。

従来ある、
アメリカやイギリスの語学普及機関などは、
場所などもすべて自前でやるというものであった。

また、
中国はノーベル平和賞の代わりに、
「孔子平和賞」なるものを作っている事から、
「孔子」という名前を利用して、
世界に進出浸透していこうという姿勢が垣間見れる。

中国が強硬的な反日的態度を示す中で、
日本が
中国の積極的な国策姿勢に肯定的になる必要性はない。



追記

以下の記事を発見した。

「わが国の外交と対外宣伝工作の重要な一部だ」とあるように、
やはり、孔子学院、危険だな。

これがあると、反日勢力が増えて行く。

純粋に日本と中国の友好を深め合う有意義なものであればいいが、
現状の中国政府の姿勢を見ていると難しいだろう。

少なくとも日本国内では廃校にした方がいい。

これ以上は開校させずに減らしていく。

気付いた時は手遅れだったとなる前に、芽を摘んでおく必要がある。



以下、産経ニュースより転載


孔子学院、実態は中国宣伝機関…当局も認める「工作の重要な一部」 
大学と提携、採算度外視 
2014.6.19 11:57

 【北京=矢板明夫】
中国語と中国文化を教える学校という形を取っている孔子学院だが、
かつて中国教育省の高官は講演で、
「わが国の外交と対外宣伝工作の重要な一部だ」と強調したことがあった。
世界各国ですでに400カ所以上に設置されているが、
中国当局の価値観を現地の学生に押しつけるなど、
これまでも各国で批判されてきた。
2012年には米国で、
同学院の講師の査証(ビザ)更新が一時認められなかったこともあった。

 孔子学院は中国教育省が03年から推進している国家プロジェクト。
04年にソウルで1校目が設置された後、
毎月数校ペースで米国、欧州、アフリカ、南太平洋などに学校を設置し
その数を着実に増やしていった。

 教師は原則として、
現地採用ではなく中国国内から派遣され、
教科書も全て中国当局の作成したものを使用しているという。

 孔子学院に詳しい中国共産党関係者によると、
同学院がつくられた背景には、
1989年の民主化を弾圧した天安門事件があるという。
事件後、海外に亡命した多くの知識人は各地で中国語教室を開いた。
言葉を教えると同時に中国共産党の一党独裁体制をも批判した。
「このままでは世界中で反中分子が増える」と焦った中国当局が、
その対策として孔子学院の設置に取りかかったとされる。

政府主導で自国の言葉や文化を広める組織としては
英国のブリティッシュ・カウンシルや、
フランスのアリアンス・フランセーズなどがある。
ほとんどは独立した語学学校という形を取っている。

 しかし、孔子学院は各国の大学と提携し、その大学の中で授業を行う。
教師の給料などの費用も中国政府が支給し、
採算を完全に度外視していることが最大の特徴だ。

 中国の教育関係者は
「大学の中に設置されていると、
学生たちは、孔子学院の授業はその国の公的教育の一環と理解しがちだ。
また、その方が中国の価値観と文化を浸透させやすい」と話している。

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