医療、社会保障
・区役所等に家庭医を配置する
病院に行く程ではないが、
何かちょっと気になる事がある時って結構あったりする。
実際、
治療しなくても、
先生の説明を聞いて、
大丈夫なんだと安心して、
それで終わる事なんて事も少なくはない。
今やネット社会で、
ネットで先生に質問して答えてくれるなんてもんもあるが、
やはり身体の事なので、
実際に見てもらえるならば、それに越した事はない。
商売とかではなく、
行政のサービスとして、
学校の保健室みたいなものを、街に配置したい。
国民は、
何か身体の事で気になる事があれば、
無料で、
街の保健室に相談しに行く事ができる。
で、
なんでもなかったらスッキリするし、
治療が必要であれば、
何科に行った方がいい、とか、
病院を紹介してもらえるようにする。
街の保健室では治療はしないので、ベッドなども置かない。
最低、イスくらいがあれば、街の保健室を配置出来る。
だって、
症状を聞いて、診て、話をするだけだから。
先生は、
どの分野も幅広く知っている総合医でなくてはならない。
街の保健室の設置場所としては、
費用面を考えれば、
区役所や地区センター、図書館などの公共施設が望ましい。
そういった場所に、
一間さえあれば、設ける事ができる。
一間すらなかったら、
広間に何かで区切って、診察すればいい。
もし混雑したりするなら、
予約すればいい。
公共の施設に設置するし、
話をするのが主なので緊急的な事は一切しないし、
残業的なものもないし、
総合医の負担も軽い。
不安事があれば、
先生に話を聞いてもらって、
説明を受ければ、安心する。
街の、掛かり付けの家庭医に治療が必要だと言われれば、
すんなり病院に行こうと思える。
普段、
何かあっても、
見てもらうだけ、
話を聞いてもらうだけでも、
お金が掛かるので、病院に行こうとは思わない。
病院になるべく掛からないようにするってのは、
悪いとは思わないし、
話をするだけでスッキリするのなら、
それに越した事はない。
俺は健康保険の国民負担額の割合を、
若干、引き上げるべきだと思っているから、
もしそうなれば、
それこそ、
無料で相談できる家庭医の存在は有難い。
もし本当に、
治療が必要な場合、
家庭医に日頃から診てもらっていたら、
症状が初期に治療する事ができる。
治療しに行くのではなく、
治療が必要かどうかを判断しに行くための、
街の保健室を、
俺は設置したい。
設置しなくても、
電話応対とかでもいいと思うしさ。
ちなみに、
欧米では家庭医と専門医が明確に分業されており、
医学教育も初期段階から分かれている。