医療、社会保障

  ・年金不正受給を未然に防ぐ

2010年7月下旬、
東京都の男性最高齢者とされていた
111歳の男性のミイラ化遺体が見つかった。

詳細はまだわからず、
30年前にすでに亡くなっていたという話もあるが、
とにかく、
すでに亡くなったのにもかかわらず、
年金を数百万円以上不正受給しているようだ。
 
これから年金を受給する人は、
受給額が先細って、
年金の財源だって厳しいって状況で、
こういった不正受給は、
マジで腹立たしいし、
モラルとしても呆れてものが言えない。

てゆうか、
こういった家族の生存を装った年金不正受給事件は、
全国で結構起きている。

08年1月 
福岡県で白骨・ミイラ化した5人の遺体が発見された。
老齢福祉年金91万円を不正受給で、
長男(70)ら3人を詐欺容疑で逮捕

08年8月 
兵庫県で84歳で死亡した父親の遺体を押し入れに
1年半隠した息子(56)が死体遺棄容疑で逮捕される。
厚生年金360万円を詐取した詐欺容疑で追送検

09年2月 
沖縄県で死亡した祖母の死亡届を出さず、
老齢福祉年金68万円を
不正受給した孫の男(70)らを詐欺容疑で逮捕

などだ。

こういった不正受給者には、
当然、
即刻、返金してもらうし、
今よりも刑罰を厳しくするべきだ。

てか、
事前にそうならないように、
未然に防ぐようにする。

行政の対応もお粗末すぎる。

手間やコストが掛かるのだろうけど、
ちゃんと本人確認するしかない。

年金を受給する時は、
定期的に、
役所で確認して、審査が通ったら、
お金を振り込むとかさ。

爺さん婆さんにもさ、
そのぐらい足を運んでもらってさ、
やってもらえばいいんだよ。
何ヶ月かに一回とかならいいだろ、そんぐらい。

どうしても寝たきりだとか、
入院してるとかあったら、
正式な文書書いて代理人を立てるとかさ、
そういう場合は、
行政が別個で伺いに行くとかすれば、
対応もできると思う。

民生委員とかも一応いるわけだしね。

ま、実際役所に来ても、
確認作業ややり取りに手間がかかるので、
そういったところも、
国民総背番号制を導入して、
個人情報を電子化して管理すれば、
かなりの手間を省ける。

役所に赴いて、
予めもらっている番号を言って、
生体認証装置で照合して、
一致すれば、
それで確認終わりだ。

1分も掛からない。

そういった確認をできれば
月に1回くらいやっていけば、
まず、間違いはない。

そんなん面倒クセーっていう人も
いるだろうが、
そのくらいは協力してほしいし、
そもそも、
不正受給するアホがいるから、
こうならざるわけで、
国民が自ら、自分の首を絞めているわけだ。

これはもう、しょうがない。

飲酒運転然り、
違法駐車然り、
禁煙然りである。

国民に面倒を掛ける事が目的でなくて、
不正受給を撲滅して、
国民の損を無くし、
これ以上、
不正受給を増やさないで、
公正にするためにやらざるを得ないのだ。

天下りだなんだって、
役人は汚いヤツだみたいな報道がされたりするけど、
別に役人だけがそうじゃなくて、
ずるいヤツは普通に国民の中にもいるし、
当然、
役人の中にだって
優秀清廉でイイやつもたくさんいると思う。

俺ら国民一人ひとりが
ちゃんとした心を持って、
正しき事をしていかなければならない。

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