医療、社会保障

  ・日本での細胞シート治療(再生医療)を早期に普及させる

患者自身から取った細胞を培養して作った細胞シートというものがある。

細胞シートは、
例えば、
食道癌などの手術で、
癌を切り取った後、
患部が治るまでは今までは自然治癒であったが、
患部に直接、細胞シートを貼り付けることで早期に回復することができる。

癌の手術後何カ月も入院するという話もある中、
癌の手術後、
1週間で退院、普通の食事ができる。

臨床で、細胞シートを使った角膜移植も行われ、みごと成功した。

また、
細胞シートで、
心臓などの臓器を作る事も不可能ではない。

将来的に、
細胞シートを使った治療を普及させたり、
細胞シートを使って臓器を作れるようにしたい。

しかし、
細胞シートを使った角膜移植の手術も成功し、
細胞シートを使った治療が期待されるにもかかわらず、
2010年12月時点において、
細胞シートによる治療は厚生労働省の認可が下りていない。

そんな中、
ヨーロッパが細胞シート技術に着目した。

日本は認可が下りなかったが、
ヨーロッパでは認可が下りそうで、
日本に先駆けて、
2013年に、
ヨーロッパでは細胞シートによる一般治療が実現予定だという事だ。

日本で開発された細胞シートが、
日本で認可が下りず、
ヨーロッパに先を越されてしまうなんて、情けない話だ。

ヨーロッパでは
良いものは良いと認め、
細胞シートを大量生産して、
誰でも細胞シートで治療が出来るように、
現在、話が進んでいるようだ。

日本も、
細胞シートを大量生産できる体制を整えて、
困っている人達のために、
細胞シート治療が出来る環境を整えたい。
(参考:皇紀2670年西暦2010年12月26日放送夢の扉より)

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