医療、社会保障

  ・日本政府主導で生物資源を確保しにいく

生物資源は新薬開発には欠かせない。

1992年の地球サミットで、
初めて生物多様性条約が締結されて以来、
先進国が
途上国で生物資源を確保する事が容易で無くなった。

その結果、
欧米の巨大企業やアメリカ政府など、
資金力が非常に豊富なところでないと、
生物資源を確保し難いという状況が生まれている。

中小企業が個別で生物資源を確保しようとしても、
資金力が豊富なところとは太刀打ちできないってわけだ。

そこで、
日本政府や日本の企業が官民一体となって、
生物資源を確保しにいくようなプロジェクトを立ち上げるのだ。

そして、
そこで得た生物資源は、
そこに参加した日本企業が
自由に研究したりする事が出来るようにする。

日本企業の生物資源開発負担を減らして、
研究に専念できるようにする。

もちろん、
そこでの生物資源の配分・研究の優先順位などはあるだろうが、
まぁ、それはあとで考えればいい。

肝心なのは、
日本企業が生物資源を確保できて、
思う存分、研究をする事が出来る環境を整える事になるからだ。

欧米の製薬会社に負けないように、
日本は、
国が主導して、
生物資源を確保しにいくようにする。

ちなみに、
一般的に新薬開発実用化には15年以上かかるとされている。

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