科学技術、エネルギー資源
・超コンパクトモビリティを普及させる
(皇紀2670年西暦2010年10月8日放送世の中進歩堂より)
超コンバクトモビリティとは、
わかりやすく言えば、未来のスケボーで、
スノボーみたいに足を乗せて体重をかけて走行し、
体を傾けて進行方向も変える事ができる乗りもので、
坂でなく平らな道で動かす事ができる。
もちろん、
スノボーほどの速度が出ないように設計されているし、
スノーボードほど長くもない。
肩幅くらいの長さである。
高さは20㎝、幅は30㎝くらいだろうか。
重さは10キロくらいだが、
将来的にちゃんと作れば5キロにはなる。
走れる時間はだいたい1時間くらい。
取っ手を伸ばすとスーツケースのように運べる事ができる。
3年以内には実用化したいとされている。
センサーが重さを感知して
コンピューターに情報が送られる。
そして
コンピューターが車輪の回転数を調整する。
こうして体重がかかった方向へ自動的に進むのだ。
常にボードの中心に重心がくるように
自動的に制御されている。
なので、
バランスを崩しても転ばず、
バランスを崩した方向へ移動すだけとなる。
超コンパクトモビリティを開発した古川先生は
ホンダで、
アシモの開発責任者を2年間やっていた。
超コンパクトモビリティは、
バイクや自転車に代わる乗りものとして開発されている。
通勤、通学、買い物等に、
自動車と公共交通機関の隙間を埋める新たな乗り物として、
想定している。
超コンパクトモビリティを開発実用化して、
自転車などに代わる乗り物として世界に普及させたい。
また、
古川先生は、
障害物回避システムも開発している。
このシステムを作動させると、
突然横から車が飛び出してきたりしたのを
上手く回避する事ができるというものだ。
正面衝突のパターンというのは、
あと20~30㎝深く避けていれば、
助かったということが非常に多いらしく、
このシステムを使えば
衝突事故というのは大幅に減る事になる。
他にも、
正常な状態の声を登録しておいて、
疲労しながら運転していたら、
コンピューターがそれを教えてくれるというシステムも
開発している。
飲酒運転とか、
居眠り運転とか色々あるけれども、
声だけで正常に運転できるかを判断できてしまうのだ。
例えば、
長距離運搬会社が、
本部から各運転手の声を聞くだけで、
その運転手が
正常に運転できる状態であるかを
判断できるのだ。
直接検査するとかではなく、
声だけで確認するので、
非常に役立つシステムになると思われる。
疲れは
時に、
運転している本人ですらわからない事もあるが、
このシステムを導入すれば、
自分も外部からも、
常に疲労度を知る事ができ、交通事故の減少にも繋がる。
飲酒の検問とか止めてさ、
これにすればいいとも思う。