科学技術、エネルギー資源
・宇宙太陽光発電を実用化させる
皇紀2675年(西暦2015年)2月15日放送
夢の扉+「宇宙太陽発電と共に暮らす未来を!」
宇宙太陽光発電 無限のエネルギーを高度36000㎞の宇宙から地球へww 夢の扉
より
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地上での太陽光発電は、
天候の悪い日や夜間は発電できないため、
実際の稼働率は、なんと、わずか15%以下(日本国内)だという。
(京都大学生存圏研究所 篠原教授による国内試算)
しかし、
天候等に左右されず太陽が沈む事がない宇宙空間で太陽光発電をやると、
年間稼働率は、なんと95%(予測)になるという。
それが宇宙太陽光発電である。
宇宙で発電した電力は、
電子レンジや携帯電話でも使用されているマイクロ波で地上に送電される。
地球から3万6000キロの宇宙の静止軌道上に
2.5キロ四方もの巨大なソーラーパネルを設置し、
そこから地上にマイクロ波で送電する。
受け取る側の設備も直径4キロという大きさ。
想定してる発電量は1つのユニットで、
およそ100万キロワット、原発1基分。
マイクロ波は
雨や雲などの影響を受けずに通り抜ける特性があり、
電力のロスなく送電可能で、
送電先は、東京でも大阪でも自由に変えられるという。
ソーラーパネルを宇宙に沢山設置すれば、
エネルギーで争う事も無くなる。
宇宙へロケットで打ち上げるために、
発送電一体型のソーラーパネルの軽量化が必要だったのだが、
6年かけ、性能は今まで通りで、
厚さ30センチから、なんと2.5センチへと軽量化が成功した。
実用化までには、
安全性はコストなど、まだまだ越えなければいけない壁がある。
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だけど、将来的に是非とも実現させたい。
太陽発電衛星(SPS)技術実証ミッションの検討状況