経済

・貸金業者の海外進出を推進する

日本では貸金に対する規制が強化されてしまい、

日本で貸金業をやるには割に合わないらしい。

というか、
食っていけないらしい。

よくよく考えれば、そうだ。

必ずしも、
信用が置けるものにカネを貸すわけではないのだ。

海のものとも山のものともつかない者に、
大事なカネを低金利で貸すのだ。

カネが返ってこない事もあるだろうし、
返ってきたとしても、
それで得られる利益はわずか。

中小の金融会社は、やっていけない。

大手でさえ厳しい。

当然、信用が高い者にしかカネは貸せない。

審査は厳しくなる。

カネを借りたくても借りられない。

カネを貸したくても貸したくない。

結果、
闇金業者にカネを借りるしかないと、なる。

俺はカネ貸しの仕事は真っ当な仕事だと思っている。

銀行の仕事だって、言っちゃあ、金貸しだからね。

お金に困っている人に対して、お金を貸す。

タダでやっていたら、貸す方も生活できないので、
色を付けて返してもらう、と。

返すと約束したカネは絶対に返す。

それは、人として当然の事で、
どんな事をしても返さなければいけない。

ここまでは問題がない。

ただ、
問題なのは、
10万借りて、
数か月したら100万に膨れ上がったみたいな高金利が問題で、
金貸し自体には問題がない。

日本は資本主義経済であるから、
商売として旨味が減った以上、
日本において消費者金融が衰退するのもおかしくはない。

海外では日本よりも規制が緩いところがあるし、
そういったところに進出せざるを得ない。

日本では、
改正貸金業法により年利20%を上限利率としているのに対して
アジアでは実質年利50%以上という国もある。

日本でもつい十数年前まで
40%以上の利率が実質上認められていた時代もあった。
(民法では今と同じ上限利率20%)

なので最近は、
アジアなどに進出する日本の消費者金融が増えているのだ。

現状の日本が、
こうであるから、
消費者金融等の海外進出を後押ししたいと俺は思う。

中国や新興国なんて、
成長著しく購買力も高いから、
絶好の市場になると、俺は思う。

金貸しで、
社会問題になったりするけども、
そんなもんは個人の責任で、
金貸し業者が必ずしも悪いというわけでもない。

嫌なら借りなきゃいいし、
借りる側の人間に全く問題がないわけではない。

基本、産まれた時は借金なんてナイわけだし、
その後の自分の歩み方で、
高金利であろうとなかろうと
カネを借りる機会を自ら招いているわけで、
それは完全な自己責任である。

それを高利貸しが全て悪いって見方にするのは、
酷だと思う。

そんな空気を醸成させるよりも、
学校教育で、
そういった金融リスクを徹底的に教える授業をした方がいいと、
俺は思う。

そういう事をしていかないと、
いつまで経っても、
アホが量産され続けてしまう。

俺も人の事、言えないですけど、
人間、多少痛い経験しないと、
自分の肥やしにならないです。

ま、貸す側としても、
やり過ぎると規制されたりします。

共倒れ。

ただ、
日本で規制されても、
今まで真っ当な金利でやっていた業者が痛手を受けて、
元々、非合法な暴利、いわゆる闇金業者の方が、
痛みは少ない気が、なんとなく俺はします。

だって、
元々、法なんて無視してやってきている業者ですから、
法が厳しくなったって、
関係ねえって事じゃないですか。

その分、
ちゃんとやっていた業者が締め出されるわけですから。

で、
どうしてもカネを借りたいヤツは、
結局、闇金的業者に借りざるを得ず、
高い金利を払う、と。

で、
法律家にかけ込まれても、
なんだかんだで、
法定金利内は回収する、と。

だから、
いいカモがいれば、
今まで通りの旨味を享受できて、
法律家にチクられても、
何だかんだで貸したカネは回収するので、
少なくとも、損はない。

ま、
話戻しますと、
外貨獲得を目指して、
日本の消費者金融に頑張ってもらいたいなと思います。

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