経済
・葬送の自由化を認める
日本では
原則として土葬と火葬以外は
法律上認められていませんが、
1991年に相模灘で自然葬をおこなって以来、
遺灰を海や山に還す自然葬(節度をもった散骨)に付いては
違法でないという見解が一応、
示されています。
しかし、
そういった葬送のやり方についての
法整備は進んでおりません。
土地の少ない日本においては、
そのような自然葬を容認していくのも
アリだと思います。
かつては日本にも土葬もあった。
今は、それが廃れてしまった。
今日の日本は99%が火葬である。
現在、土葬は条例で禁じられているものの、
法律では禁じられていない。
金持ちでないと、
葬式代、墓代が出せないって事は容易にあるだろう。
俺だってそうだし。
これじゃあ、困る。
葬式代の費用は平均231万円。
高すぎる。
一応、散骨するにあたっての条件としては、
「他人の土地に無断で撒かないこと」
「その行為が死者を追悼する葬送であること」
の2条件がある。
ゆえに、
海に撒く場合は
その辺に撒くのではなく、
公海まで行って撒く必要があるようだ。
人間にある一定の自由があるならば、
葬式も墓も要らない、ある一定の自由も必要だと、俺は思う。
死んだら、遺骨を持って居てもいいし、
どこかに埋めたっていいし、海に撒いてもいい。
役所にどうするか届け出を出して、
死亡を確定させるだけでいい。
カネをかけなければいけないなんて事はない。
生臭坊主を増やすのに貢献する義務も義理も無い。
これからずっと、
人間が死ぬたびに、
墓が増えていったら、大変な事になっていく。
墓の場所が問題にもなってくる。
葬儀で、業者に頼んで、
必要以上にたくさんカネ取られても癪だろ。
盛大にやりたい人は盛大にやればいいし、
それが普通ではない。
やりたければやる、やりたくなければやらなければいい。
それでいいじゃないかーー。
今は、
火葬場に直行し近親者のみが参列するだけで済ませる
「直送」が増えてきているようだ。
(参考 日本の論点2011より)