国柄
・日本の成り立ち、皇室の正しい知識を教える
日本の歴史は、皇室の歴史と言っても等しい。
2010年において、
日本は皇紀2670年と言われる。
皇紀とは、
初代天皇である神武天皇が即位したとされる年を紀元としている。
つまり、
日本を語る上で、
皇室は切っては切れない存在であるのだ。
俺がこういう表現、書き方をしてしまっている自体、
大変、不敬であるとは思うが、
そこは俺、バカなんでお許し頂きたいのですが、
戦前の教科書には、
天皇の神話などが盛り込まれていて、
国民が日本の成り立ちをちゃんと知っていた。
正直言って、
俺も日本の成り立ちがよくわかっていない。
多くの日本人がそうだと、思う。
日本の成り立ちを知らないのだ。
そんなアホな話ってあるか。
日本史で習う最初は、
縄文時代とかのナウマンゾウとか、
モースとか、
相沢忠洋とか、そんなんだぜ。
マジ、やばいっしょ。
アマテラスとかスサノオとかイザナギとか、
タケミカヅチとかオノゴロ島とかさ、
ナルトとかガンダムSEEDに単語として出てくるから、
日本神話よりも、
そっちの方が連想されちゃうんじゃないかな。今の子はさ。
全ての日本人が、
日本の成り立ちとか、それに付随する神話とかが、
空で言えるようにすべきだと俺は思うよ。
俺はもう歳だから無理だけどさ。
日本人のアイデンティティだからね。
そういうのが理解できていないと、
日本って、なんなん?だし。
で、その国に住む俺って、私って、なんなん?
ってなるわ。
打製石器とか磨製石器とか、
そんなんどうでもええねん。
ちゃんとした事、学ばなね。
で、
俺が、
日本神話、最低、これだけ知っておけば、
まぁ、OKでしょ。ってのを、
ざっくりまとめたから、見なさい。こんちくしょう。
どうだ、このやろう!もってけ泥棒!
調べてみると、
日本神話って、
けっこう、えげつ、なーって感じの話とかあるから、
(やたら女性器出てくるし、俺は構わんけども)
神々といえども、
そこら辺の人間と変わらないんだなというか、
てゆうかそれ以上に、
けっこうエッジきいた事してんのね、と、
感慨深い見方があるというか、
まぁ、
知ったからと言って、
どうって話でもないかもしれないけど、
国の形成というかルーツというか、
日本人として、
押さえておくのは、
最低限のマナーだとは思いますかな。
外国人から聞かれてさ、知らなかったら恥ずかしいじゃん。
聖書みたいなもんだからね。
以下は、
ネットとかで調べて、俺がざっくり、かいつまんで、まとめたものです。
はぁ、疲れた。。
たぶん、
2、3日したら、
俺も忘れてると思うので、
俺のためにも、まとめました。
では、どうぞ~。
ざっくり日本神話
↓
世界の最初、
高天原(たかまがはら)(天上世界)に
神々が生まれた。
続いて、
男女対の神々が生まれた。
その中の、
男神、伊邪那伎命(イザナギノミコト)、
女神、伊邪那美命(イザナミノミコト)に、
高天原(たかまがはら)の神々は、
地上世界を、
創るように命じました。
そこで、
イザナギノミコト、イザナミノミコト、二人の神は、
オノゴロ島をつくりました。
二人の神はオノゴロ島に降り立ち、
次々と、島を誕生させました。
淡路島
四国
隠岐島
九州
壱岐島
対馬島
佐渡島
本州
以上の、
八島を大八島国(おおやしま)といい、日本の事を指します。
大八島(日本)の誕生です。
さらに、
イザナギノミコト、イザナミノミコトは、
海の神、山の神、木や草の神など多くの神々を産み、
最後に火の神を産みました。
その時に、
イザナミノミコトは、
火の神を産んだ時、
女性器に火傷を負い、死んでしまい、
黄泉の国へと旅立ってしまいました。
イザナギノミコトは、
イザナミノミコトを取り戻そうとして、
死者の国である、黄泉国(よみのくに)へと赴きました。
黄泉に着いたイザナギノミコトは、
イザナミノミコトに
「あなたと一緒に創った国土はまだ完成していません。帰りましょう。」
と言いました。
イザナミノミコトは
「黄泉の神に相談します。でも私が戻るまで周りは絶対に見ないで下さい。」
と言い残し、
黄泉の神の所へ、行ってしまいました。
イザナギミコトは、
なかなか戻ってこないイザナミに痺れを切らし、
火を灯して周りを見てしまいました。
すると、
イザナミノミコトは、
蛆がたかり、美人だった、昔の面影がありません。
これに戦いた、
イザナギノミコトは逃げ帰ろうとしましたが、
イザナミノミコトは自分の醜い姿を見られたことを恥じて、
イザナギノミコトを追っかけました。
イザナギノミコトは、
とても大きな岩で、
あの世と、この世を完全に遮断しました。
この世とあの世の境⇒黄泉比良坂(よみつひらさか)と言います。
この時、
イザナミノミコトは、
「貴方がこんな酷い事をするなら、私は一日に千人の人間を殺します」
と言い、
これに対し
イザナギノミコトは
「それなら、私は、一日に千五百人、生もう」
と言いました。
この時から、
人間は、生まれたり、死んだりするように、なったのです。
黄泉の国から、
帰って来たイザナギノミコトは、
穢れ(けがれ)を、
祓う(はらう)為に、
小川で禊(みそぎ)をしました。
左目を洗った時に誕生したのが、
天照大神(アマテラスオオミカミ)で、
右目を洗った時に誕生したのが、
月読命(ツクヨミノミコト)、
そして、
鼻をすすいだ時に誕生したのが、
須佐之男命(スサノオノミコト)です。
三貴子(さんきし・みはしらのうずのみこ)と呼ばれる神々の誕生です。
イザナギは、
アマテラスオオミカミには太陽の神として宇宙全体を治めるように、
ツクヨミノミコトには月の照る夜の国を、
そしてスサノオノミコトには地球を治めるように申されました。
ある時、
姉のアマテラスオオミカミは、
ツクヨミノミコトに、
食物神のウケモチの所へ行くように命じます。
ウケモチは、
歓迎して、
ありったけのご馳走を出してくれるのですが、
ウケモチのご馳走の出し方は、
口から吐き出されるのです。
それを見たツクヨミノミコトは、
「そんな、汚らわしい物を、私に食べさせるつもりか!」
とウケモチを切り殺してしまいました。
その事を聞いたアマテラスオオミカミは、
「貴方のような、野蛮な人とは、一緒にいられません」
と言いましたので、
その時から、
アマテラスオオミカミ(太陽)とツクヨミノミコト(月)は、
一緒に出なくなったのです。
宇宙を治めるアマテラスオオミカミ、
夜の国を治めるツクヨミノミコトは、
それぞれの定められたとおりの国を治めていたのですが、
地球を支えるはずのスサノオノミコトだけは役目を果たそうとしません。
そのため、地上世界はめちゃくちゃになってしまいました。
どうしたのかと、
イザナギノミコトは、スサノオノミコトに訳を聞かれました。
すると、
スサノオノミコトは、
「母(イザナミノミコト)が恋しいです。母のいる黄泉の国へ行きたいです。」
と答えました。
イザナギノミコトは怒って、
スサノオノミコトを追放しました。
追放されたスサノオノミコトは、
黄泉の国に行く前に、
姉であるアマテラスオオミカミに会いに行こうと、
アマテラスオオミカミがいる高天原に向かいました。
アマテラスオオミカミは、
高天原を奪いに来たのかとスサノオノミコトを疑いました。
そこで、
潔白を証明するための儀式をして、
スサノオノミコトの疑いは晴れました。
潔白が証明されたスサノオノミコトは
イイ気になって、調子に乗りました。
糞をまき散らすわ、
皮を剥いだ馬を屋根から放り込んで、
織姫の陰部を怪我させて殺しちゃったり。
さすがに、
アマテラスオオミカミも、
スサノオの行動に怒り、
なぜか、天の岩戸に引き篭ってしまったのです。
太陽神が、
御隠れになられたので、
高天原も地上世界も闇となり、
様々な禍いが発生しました。
そこで、
八百万(ヤオヨロズ)の神が天の安河の川原に集まり、
どうすれば良いか相談をしました。
一番知恵のあるオモイカネの神に、いい方法を考えてもらうことにしました。
まず、鶏を連れてきて「コケコッコー」と鳴かせました。
次に、大きな鏡を岩戸の前に置きました。
そして、神に捧げるよい言葉を唱えました。
力の強いタヂカラオの神が岩戸の陰に隠れました。
最後に、アメノウズメが胸をさらけ出し裸踊りをされました。
衣装のヒモを陰部まで押し下げると、
高天原が鳴り轟くように八百万の神が一斉に大笑いしました。
アマテラスオオミカミは、
何事だろうと天岩戸の扉を少し開け、
「自分が岩戸に篭って闇になっているというのに、
なぜアメノウズメは楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのですか」
と聞きました。
すると、
アメノウズメが
「貴方様より貴い神が現れたので、それを喜んでいるのです」と言うと、
アメノコヤネとフトダマがアマテラスオオミカミの前に鏡を差し出した。
鏡に写る自分の姿が、
その貴い神だと思ったアマテラスオオミカミが、
その姿をもっと良く見ようと岩戸をさらに開けたとき、
隠れていたタヂカラオがその手を取って岩戸の外へ引きずり出した。
こうして、
高天原も葦原中国(あしはらのなかつくに)も自ずと照って明るくなった。
葦原中国(中津国、中つ国)は、
神々の住む天上世界である高天原と対比して、
人間の住む日本の国土を指すと考えられる。
結果、
アマテラスオオミカミの弟、スサノオノミコトは、
大暴れして迷惑をかけたので、高天原から追放される事になりました。
追放されたスサノオノミコトは、出雲の国に降りてこられました。
スサノオノミコトは、
泣いているおじいさんとおばあさんと一人の娘に出会いました。
スサノオノミコトが、
泣いている理由を尋ねると、
体が一つで、頭と尾が八つの大蛇が、
毎年やってきて、一人ずつ娘を食べるというのです。
今では、この娘が、残っている最後の娘なのです。
そこで、
スサノオノミコトは、
八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する事にしました。
酒樽を置いて、
八岐大蛇が酒を飲んで、酔って眠っているうちに、
スサノオノミコトは、
剣で八岐大蛇を退治しました。
八岐大蛇を倒した時に、
尾から、立派な剣が出てきました。
スサノオノミコトは、それをアマテラスオオミカミに差し上げました。
その剣が草薙の剣です。
出雲の国に平和が戻り、
スサノオノミコトは、
その一人娘と結婚して、子供がたくさん出来ました。
そのたくさんの子孫の中に、大国主の命(オオクニヌシノミコト)がいます。
その後、根の国(黄泉の国)にスサノオノミコトは向かいました。
オオクニヌシには、
八十神(ヤソガミ)という、たくさんの兄弟がいた。
にもかかわらず、
オオクニヌシが国を治める事になった。
その経緯を紹介しよう。
ヤソガミは、
それぞれ因幡のヤガミヒメを妻にしたいと思っていた。
共に因幡に向かった時に、
オオクニヌシを荷物持ちとして、従わせた。
すると、
毛をむしり取られた傷だらけの白兎が居た。
ヤソガミは白ウサギに対して、
海の水を浴びて寝ていれば治ると言い、
白ウサギはその通りにしました。
すると、かえって悪化してしまいました。
そこで、
オオクニヌシが通りかかり、
白ウサギに事情を聞きました。
白ウサギは隠岐の島から因幡の国に渡るために、
ワニザメに、ある話を持ちかけました。
白ウサギとワニザメ(サメ)でどちらが仲間が多いか比べてみようと、
話を持ちかけて、
隠岐の島から因幡の国まで一列に並ばせました。
白ウサギはワニザメの数を数えると言って、
隠岐の島から因幡の国まで渡ろうとしました。
白ウサギは渡りきる直前に、こっちに渡りたかっただけなんだと、
本音を言ってしまいました。
すると、
ワニザメは怒って、白ウサギの毛をむしり取ってしまったのです。
そこにヤソガミたちが通りかかったのです。
オオクニヌシは、
白ウサギに、
体を水で洗って、穂綿にくるまりなさい。
と教え、
白ウサギは言われた通りにすると、良くなり元通りになりました。
この白ウサギは、
オオクニヌシに、
ヤガミヒメと結婚出来るのは、オオクニヌシ様でしょう。
ヤソガミ様達は結婚できないでしょう。と申しました。
この白ウサギが言ったように、
ヤガミヒメはオオクニヌシと結婚すると言った。
そのため、ヤソガミ様達は、怒り、
オオクニヌシを殺してしまった。
オオクニヌシは何とか生き返る事が出来たが、
再び殺された。
オオクニヌシも再度生き返る事が出来たが、
さすがに、このままでは危険なので、
ご先祖のスサノオノミコトがいる根の国に行った。
オオクニヌシが根の国に行くと、
スサノオノミコトの娘のスセリビメと出会い、結婚した。
スサノオノミコトは、それを良く思ってないようで、
オオクニヌシにたくさん意地悪をしました。
しかし、次第に、
スサノオノミコトも、オオクニヌシに気を許すようになりましたが、
スサノオノミコトが寝ているうちに、
オオクニヌシは、
スセリビメを連れて、スサノオノミコトの刀と弓矢を盗んで、逃げてきました。
オオクニヌシは、
スサノオノミコトの刀と弓矢を使って、
ヤソガミを追い出し、
出雲の国をお作りになられました。
かつてオオクニヌシと結婚したヤガミヒメは、
正妻のスセリビメに遠慮して、因幡の国にお帰りになりました。
その後、
オオクニヌシは越の国のヌナカワヒメを妻にして、
スセリビメから嫉妬されたりもしましたが、
多くの子孫を残し、
またスクナビコナノカミと共に国作りを行って国土を完成させました。
このようにして、
地上世界、葦原中国(あしはらのなかつくに)は、
スサノオノミコトの子孫であるオオクニヌシが治めていたが、
アマテラスオオミカミは、
自分の子孫が地上世界を治めるべきだと宣言し、
建御雷神(タケミカヅチノカミ)を使者として地上世界に送った。
タケミカヅチは、
オオクニヌシと、その息子のコトシロヌシに話を付け、
同じくその息子のタケミナカタとの戦いに勝ちます。
オオクニヌシは出雲大社を作らせ、
自らをそこに祭るという条件で、
葦原中国をアマテラスオオミカミに譲ります。
島根県にある出雲大社は、
アマテラスオオミカミとの戦いに敗れたオオクニヌシノミコトを祭る神社です。
アマテラスオオミカミは、
自分の孫である、邇邇芸命(ニニギノミコト)に
葦原の中つ国(日本)を治めるように神勅を下した。
ニニギノミコトは、
高天原(天上世界)から宮崎県の高千穂峰(たかちほのみね)に
天降った(あまくだった)。
この事を天孫降臨という。
ニニギノミコトは、
その際に、
天岩戸の時の、
オモイカネやタヂカラオ、アメノウズメなどの神々を引き連れた。
また、
アマテラスオオミカミから、
三種の神器を授かった。
(八坂の勾玉、鏡、草薙の剣)
この草薙の剣(天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ))は、
八岐大蛇の時の剣です。
日向国(宮崎県)に降り立ったニニギノミコトは
その地でコノハナノサクヤビメと結婚したが、
一夜での妊娠を疑ったため、
コノハナノサクヤビメは潔白を証明するために
火中で出産して三兄弟を生んだ。
ニニギノミコトは、
本当は、
コノハナノサクヤビメの姉のイワナガヒメとも結婚するはずであったが、
ブサイクであったため、
イワナガヒメを送り返してしまった。
コノハナノサクヤヒメを妃とすれば繁栄し、
イワナガヒメを妃とすれば永遠に不滅であるとされたが、
イワナガヒメを送り返してしまったため、
現在にいたるまで、
天皇には寿命があるのです。とのこと。
その三兄弟の中で、
海で魚を釣る兄、海幸彦(ウミサチヒコ)と、
山で狩猟する弟の山幸彦(ヤマサチヒコ)がおりました。
ある時、
ヤマサチヒコが、ウミサチヒコの釣り針を海で無くしてしまいます。
ウミサチヒコはどうしても許してくれません。
ヤマサチヒコが困っていると、
海水の神、シオツチノカミが竜宮城へ連れていってくれました。
そこで、
海を支配する神、ワタツミノカミと出会い、
その娘、トヨタマヒメと、ヤマサチヒコは結婚します。
3年の月日が経ち、
本来の目的を思い出したヤマサチヒコは、
釣り針を持って地上に帰ります。
ワタツミノカミは、
ヤマサチヒコに兄ウミサチヒコを陥れる呪文や道具を授けました。
ヤマサチヒコは、
それを使って、ウミサチヒコを服従させてしまいます。
ウミサチヒコの子孫のハヤト
(隼人=古代の九州南部に住み、しばしば大和朝廷に反抗した部族)
たちの隼人舞(はやとまい。ハヤトの独自の舞踊)は、
この先祖のウミサチヒコがヤマサチヒコに溺らされた時の様子をまねたもの。
トヨタマヒメは出産のために、
地上の国に来ました。
トヨタマヒメは、
ヤマサチヒコに、
出産の時は、
元の姿に戻って出産するので、
その姿を決して見ないでください。と言います。
しかし、
ヤマサチヒコはその姿を見てしまいます。
様子を見ると、
10メートル以上の大きなサメが体をくねらせていました。
トヨタマヒメは、
ヤマサチヒコとの御子であるナギサタケウガヤフキアエズノミコトを残して、
海の世界に帰ってしまいました。
ヤマサチヒコは、高千穂の宮に580年の間お住みになられました。
そのお墓は、高千穂の山の西にあります。
その後、
ナギサタケウガヤフキアエズノミコトは、
トヨタマヒメが養育のために遣わした、妹のタマヨリヒメと
結婚し、四人の子を儲けました。
イツセノミコト(五瀬命)、
イナヒノミコト(稲冰命)、
ミケヌノミコト(御毛沼命)、
ワカミケヌノミコト(若御毛沼命)の四柱であります。
イナヒノミコトは、母の故郷(ふるさと)である海の国へ行ってしまいました。
ミケヌノミコトは、海を渡って、外国へと行ってしまいました。
そして、
ワケミケヌノミコトは、
またの名をカムヤマトイワレビコノミコト(神倭伊波礼比古命)といい、
のちの初代の神武天皇(じんむてんのう)であります。
神武天皇の名前は、かむやまといわれひこの命といいます。
天皇は、日向の国の高千穂に生まれました。
そして、兄の五瀬命とともに成長されました。
ある日、天皇は、五瀬命に言いました。
この日向の地は大八島の西に偏ったところなんで、
日本をより良く治めるには、大和に都をおきましょう。と。
五瀬命もうなずかれました。
こうして天皇は、
五瀬命や大勢のお供と共に大和を目指して、船で出発されました。
サッカー日本代表のマークで有名な八咫烏(やたがらす)は、
この神武東征の際に、熊野国から大和国への道案内をしたとされる烏である。
神武天皇は日向を発ち、大和を征服して橿原宮(かしはらのみや)で即位し、
初代天皇になられました。
ここに、日本が国として形を整え出発したときとし紀元元年とします。
今年(平成23年)は、それから数えて、2671年になります。
つまり、皇紀2671年となります。
その第1代の神武天皇から第125代今上陛下まで
万世一系の天皇が統治してきた国が日本である。
この間、日本は、
連綿と皇統が絶えることなく続いてきたという事になっているのである。
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