国防、軍事、防災
・日本の森林、水源地などの土地を外国資本から守る
最近、
次々と外国資本等に、
日本の山林が買収されている。
日本の森林は
外国人でも
自由に取得ができて、
かつ、
所有者の権利は強い。
また、
現状、
日本の山林の所有者の境界線が
曖昧で
はっきりしていないという問題もある。
どういう事かと言うと、
例えば、
新たに森林を買収した外国人が、
独自に山の境界線を主張しても、
山の所有者の境界線が曖昧であると、
誰もその主張を止められない可能性がある。
日本の森林に目をつける海外勢は増えていて、
北海道では、
2009年に道内の私有林7件が
中国、
イギリス、
ニュージーランド、
オーストラリア、
シンガポールなどの海外資本に買収されていた事がわかった。
外国人がどういう目的で、
日本の山林を買収しているのかは、
直接のところ、
わからないが、
日本の水の供給地でもある山林を
外国資本が買える状況が絶対ダメとは言わんけども、
決して、良き事でもないと、俺は思う。
現状の山林私有地は、
国や地方自治体が
全て国有化するのが最善であると思う。
国有化して
山の管理も
国でも民間でもいいから、
管理させれば、
雇用を生む事になる。
水確保のための
インフラ事業みたいなもんだから、
税金を投入したって
全然構わない。
他の項目でも述べると思うけど、
日本の一次産業従事者を基本、
公務員にすべきだと思っているので、
林業従事者も公務員になる。
そういう意味では、
国や自治体が
山の所有者になるのは自然の流れだ。
国有化が難しいなら、
海外勢が
日本の水源林を買収しても、
今まで通りの水源林として、
維持するような条例や法律を早急に整備しなければならない。
それは絶対だ。
外国資本が日本の山林を買収する主な理由を
三つあげると、
一般的には、
1つ、
世界的な水資源不足を背景に、
日本の水源地を購入し、
地下水を確保しようとしている、
2つ、
森林が
温室効果ガスの吸収源と位置付けられると
期待した先行投資、
3つ、
山林価格が
これ以上は下がらないと見越し、
キャピタルゲインを狙っている
のようだ。
他にも、
ウインターリゾート開発のためとかね。
いずれにしても、
水源林としての役割を担うように、
山の管理を適切にしてもらいたい。
また、
俺の一番の懸念なのだが、
外国人が山を買収して、
この山から出ている水は、
所有者のものだからと、
水の権利を主張してお金を要求してきたり、
水を制限したり、
水を他国へ輸出して、
日本の水源が枯渇してしまうんではないかって事がある。
外国人が
日本人のために、
日本の里山を守るために、
山を買収するなんて事は、
基本、有り得ないだろうから。
ビジネスとして、
買収しているとか、
何か狙いがあって、
買収していると、
考えなくてはならない。
そう考えると、
日本列島から、
水を吸い上げてカネに変えるんではないかと、
そういう心配になる。
現在の日本の山は
所有者が誰かも曖昧で
管理も行き届いていない状態となっている。
さらに、
山を保全しなさいとかの規制や法律がないのだ。
そんな状態で、
日本の山を外国資本が買収したら、
やりたい放題になる可能性はゼロではない。
日本の山林を
何人にも好き勝手やらせない法律を作り、
国の安全保障として、
外国資本に買わせない法律を作ったっていい。
日本の山林を国有化してもいい。
日本は水が豊富だが、
世界的にみれば、
慢性的に枯渇しているところはたくさんある。
石油の時代から
水の時代へ
とも言われてますからね。
我々が生活する上で欠かせない水を、
山をきちんと手入れして、
私たち自身の手で絶対に守らなければいけない。
ちなみに、
すでに、
北海道内だけでも
外国資本に買収された森林は820haで、
東京ドーム約174個分もある。
(参考:ビートたけしのガチバトルより)