都市開発、交通

・日本の空港を改革し、空港数を適切に調整していく


・98もある日本の空港を大幅削減する。

大体、日本の狭い国土に98も空港は必要ない。
(98とか99とか日本の空港数は色々あってよくわからんがここでは98としておく)

都道府県の倍以上の数も空港があるのだ。

そんなにものたくさんの空港を維持させようなんてするから、
JALが潰れてしまうのだ。

ウチにも空港を作ってくれとかの要望があったのかもしれない。

インフラも兼ねて経済対策の一環として、
無計画に空港を建設していったのかもしれない。
道路や鉄道建設と同じく。

赤字空港は廃止して、
適正な空港数にするべく、
選択と集中による運営をしていかなければならない。

地域で別個に見るのではなく、
国全体で見て、
必要なところに空港を配置する必要がある。

車や鉄道、船舶で代替が充分可能なところはあるはずだ。

ちなみに、
2009年6月に開港した、
静岡県牧之原市の富士山静岡空港は、
国内線6路線、
国際線2路線だけで、
空港利用者数(1年目)は、
年間138万人を予測していたが、
実際の実績は年間63万人であった。

結局さ、
空港たくさん作ってもいいけど、
その代り、
独立採算で、黒字にしていかないとダメ。

そうでなければ、
不必要に空港を作ってはいけない。

例えば、
ジャンボジェットを止めて、
中型、小型のジェット機を導入して、
回転数を上げるとかね。

MRJも出来るわけだしさ、
その普及の意味合いも込めて、
そういう点で
国が両輪のサポートするってのは良いと思う。

単に、
空港作りました。

赤字です。

知りません。

あとは勝手にやってください。

みたいな感じでは、ダメだ。

離島とかを除き、
独立採算でやってダメなら潰すべきだ。

そこまで追い込めば、
起死回生の色んなアイデアやプランも出るだろうし、
ぬるま湯に浸かっていては、何も改善しない。

 

 

と、
最近までは、
日本の空港数を大幅に削減する方向で考えていたが、
ちょっと見直す事にした。

というのは、
本当に
日本の空港数は
多すぎるのかと考えてみたからだ。

CIAのホームページで、
国の空港数を見てみると、
日本の空港数は176で、34位。

1位はアメリカだが、

空港数はなんと、 15079。


え?

まさに桁違いである。

と言っても、
舗装すらされていない未舗装の滑走路も含まれてはいる。

滑走路が舗装されている空港数で比較してみると、
日本の空港数は、144。
アメリカの空港数は5194。

それでもやはり、桁違いである。

日本と経済規模、面積など比較的同規模のドイツはどうだろうか。

ランキングで見ると、
13位で空港数は549。

舗装された空港数は、330である。

こうしてみると日本の空港数は少ないようだ。

少なくとも、
決して多すぎるとは言えない。

それでも成り立っているのは、
日本には
新幹線や高速道路などの交通インフラが充実しているからであろう。

戦後、飛行機の製造を禁止されたために、
空の交通に力を注ぎにくかった結果、
山地険しく狭い国土の日本にもかかわらず、
新幹線の方が普及し、
空港利用がさほど伸びなかったのであろう、と俺は思う。

じゃあ、
今の日本には新幹線とかあるから、
空港数は少なくてもいいじゃないかと言う人もいるかもしれませんが、
そうは私は思いません。

バランスが必要で、
仮に、
戦争や大災害が起きてしまった時に、
新幹線や高速道路などは利用できなくなるかもしれません。

そんな時は、
飛行機などの空の交通手段が絶対的に必要となってきます。

滑走路と飛行機がありさえすれば機能します。

電車、車の場合は、
線路、道路に不備があれば使えません。

空港の場合、
未舗装の滑走路もあるわけです。

多少、なにかあっても、
スペースさえあれば、なんとかなるものです。

また、
そういった安全保障という観点で空港というものを見れば、
かならず黒字でなければいけないというのは、
酷なのかもしれません。

黒字化させるために
一般的な道路があるわけではないですよね。
それと似ていると思います。

ただ、
だからと言って赤字で良いと言うわけでもありません。

前提としては、
黒字化を目指さないといけません。

何もジャンボジェット機だけを扱う必要はありません。

ジャンボジェット機を前提として空港があるので、
維持費も大変ですし、
利用者が少なかったりすると赤字になったりするのです。

なので、
中小型ジェット機や軽飛行機の利用などを活発にして、
その利用回転数を上げるなどをすれば、
今よりも良くはなると思います。

スーパーハブ空港と言われる空港は、
日本に1つあれば充分です。

ま、
今の日本では
多くても2つあれば充分。

日本のスーパーハブ空港は羽田にして、
あとの日本の空港はスポーク空港にすればよい。

つまり、
極端な話、
遠い海外に行く時は、
羽田を経由するみたいな感じでさ。

もちろん、
大阪とか大都市にある空港はその限りじゃないだろうけどもね。

で、
日本各地にある空港は、
羽田行きの便は確保して、
あとは、
その地域の利用者が多い便に特化する。

で、
搭乗率等を上げるために、中小型ジェット機にしたりと。

もちろん、
ビジネスジェットも運航できるように規制緩和も検討。

抜本的に規制緩和をして、
もっと飛行機を交通手段として身近なものにする。

ええと、
話が間延びしたが、
結論を言うと、

日本の空港数は必ずしも多いというわけではない。

なので、
無理に減らす必要はないが、
規制緩和や営業努力をして、
黒字化に努め、
それでも赤字である場合には、
規模を縮小したり路線を見直したり抜本的な経営改革をする。

また、
必要と思われる場合は、
新たに適した空港を建設する事も想定する。

その場合の空港とは、
「今」、「将来」を見据えた、ちゃんとした計画をもとに、
ちゃんとした運用ができる空港作りにするべきである。

世界で通用するために、
日本の空港を抜本的に改革をしていき、
空港のムダを是正した上で、
空港数も適切に調整していく。

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