都市開発、交通

・敗戦後、破壊された日本本来の景観を可能な限り再生させる

大東亜戦争で、
アメリカに無差別大爆撃をされた事により、
今まであった日本の景観が破壊されてしまい、
戦後、復興する際に日本らしい景観を創造する事は後回しになり、
日本らしい情緒とは無縁の雑多な建物がボコボコと建てられてしまいました。

生きるために、
取りあえず建物を建てなきゃいけないというのは致し方なかったですが、
あまりに本来の日本らしく、
それでいて雑多な景観は時に吐き気を催してしまいます。

世界の観光都市を見れば、
建物などの住宅や街並みそのものが観光資源となっていたりします。
その土地の建物などから、
歴史やその国のアイデンティティを垣間見る事が出来ます。

しかし、日本では、それがあまりに欠如しています。
雑多で節操がない街並みからは、歴史はもちろん「美」を感じる事が出来ません。

敗戦後、
無秩序に建てられた雑多な景観から、
敗戦国という無残な歴史は垣間見れますが。

また、
日本は、
戦後、アメリカによる日本らしさを否定する社会や教育であったために、
和や日本らしい事よりも、
アメリカナイズされてる事を良しとしてきた事もあると思います。

本来の日本人感覚であれば、
日本らしい調和の取れた街並みにするはずですが、
アメリカナイズされた中途半端な街並みになってしまいました。

今、一から全部、和風建築に戻すのは、不可能に近いので、
これから建てる建物に関しては、
ある程度、景観を良くするような法整備を整えて行くべきです。

そして、街並み自体を観光資源になれるような、日本らしい景観にすべきです。
日本が観光大国を目指すのであれば、そこまでする必要があります。

しかし、とはいっても、
大都会東京の近代的建物の中に今さら和風の住宅がポツンとあっても、
それは逆におかしいので、
そういうところは、
特例として、
先進国日本としてハイテク近代建築物、住宅を建てるようにします。

なので、
和風建築のみで景観を整えるのは、
地方とか、わずかながら日本の情緒が残ってるいるところから、
日本らしさを再生していきます。

そこから日本らしい町並みを整えて行き、
都心や都会まで、少しずつ浸透していき、
最終的には、
都会の近代的な都市と、
地方の日本らしい情緒がある和の街並みと、
順次向上すべき残った雑多な町並みとの三極化にしていくと。

また、都会とかでも、
神社や仏閣、下町などの日本らしさが残っているところも、
和風らしい町並みを作るよう法整備をしていき、
都会の中で、
高層建築などが建ち並ぶハイテクな街並みと、
日本らしさが漂うノスタルジックな町並みを両立を図れればとも。

そういうような感じで、法整備をしていく。

これから建てる建物は、
出来るだけ日本らしく景観に配慮した建物にし、
その一方で、
都会は、近代的な超高層ビルや超高層住宅を建築する。

それと同時に、
都会の汚れた川を清流に戻し、海も綺麗な海にする。
そのために、
都会の下水処理を高度下水処理に順次、切り換えて行く。

日本の歴史や古き良き日本らしさを感じる町並みと、
これからの未来の日本を
感じる事が出来る近代的、現代的街並みの両方を整えて行く。

日本人として、
俺は、日本らしい美しさがある、本来の日本の原風景を取り戻したい。

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