政治、選挙、行政

・国会議員は地元ではなく国益のために働くべき

国会議員は、
地元に利益誘導するような事はせず、
外交や安全保障など大局的なものに取り組ませる。

国会議員は、
中央から地元へお金が行くように計らい、
地元に空港を作ったり、新幹線を通したりする事で、
地元民の支持を集め、
国会議員というのは、そういうもので地元を潤すとして、
それが、昔は良しとされてきた、ようだ。

しかし、
最近では、
そういった事は批判されてもいる。

地元に、
中央からお金を取ってきて、
地元民のために色々な施設を作る。

作ってはみてみたものの、
赤字経営で、
実際は機能しているとは言い難かったりする。

空港も各地でたくさん作ったりね。

地元を大事にするという気持ちは必要だが、
それが行き過ぎると、俺はダメだと思う。

地元民のために何かをするのは、
知事とか市長などのその地域の首長や、
県議会議員とか市議会議員などの地方議員がやるべき事で、
国会議員がやる事ではない。

国会議員は
地元の利益誘導のために頑張るのではなく、
日本の利益のために、
その地域を代表して、
頑張るのためにあるのだ、と俺は思う。

だから、
国会議員と言うのは、
地元の利権のために頑張るというよりも、
前提として国益ありきで、頑張らなくてはいけない。

選ぶ国民も、
地元のために頑張る国会議員を選ぶよりも、
国のために頑張る国会議員を選ばなければいけない。

地方議員ではなく、国会議員なのだから。

客観的にみれば当たり前の事で、
自分が恩恵を受ける側だったら、
何も思わないかもしれないが、
恩恵を受けない側に立てば、
そんなのおかしいってなるだろう。

国会議員ってのは、
地元民の利益のために頑張るものだという論理であれば、
首相が自分の地元の利益になるような政策を進めるのは、
当然だという事になる。

俺はそんなのおかしいと思うし、
いち国会議員でもある首相は、
日本全体の利益になるような行動をすべきだし、
そうであるならば、
国会議員というものは、
日本全体を見て、
日本の国益になるような行動をしなければいけない。

国会議員は、
日本全体の事に取り組めばいい。

例えば、
外交、
軍事、
日本全体の経済、
日本全体を概ね統率する愛国的な教育、
日本全体でないと出来ないような大きなプロジェクト、
例えば、
エネルギーとか、防衛とか、宇宙産業とか。

あとは、
日本の空港数とか港湾数などに対して、
どこに集中投資をするかなどの、
そういった日本全体を俯瞰したインフラ整備など、
まぁ、
挙げれば色々とあるだろうが、
とにかく、
地元のためにというよりも、
日本のために、どうするかを国会議員は考えるべきだ。

地元のために頑張るのは、
県知事などの首長や地方議員に任せればよい。

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