政治、選挙、行政

・徒な議員給与削減に反対、徒な議員定数削減に反対

国民に負担を強いる前に、
まずは政治家や官僚のムダを無くせみたいな、
意見があって、
それもわからなくはないですが、
こんなもんは、アホの意見で、

例えば、
政治家の給料が低ければ、
国や自治体のために活動をしようとしても、
お金が無くて出来ません。とか、
そういう事が出てくる可能性が高まりますし、

政治家の給料が低いという事は、
結果的に、
政治家を目指そうという人が少なくなり、
つまり、
イイ人材が政治に集まらなくなりますし、

政治家の給料が低いという事は、
資産などを有している元からの金持ちほど
有利な活動が出来るわけで、

政治家の給料を低くするという事は、
相対的に、
低所得者層に対して、
広義で言えば大衆に、
負担を強いているわけなので、
一般国民、世論が、政治家の給料を減らせ!と叫んでいるのは、
自らに唾を吐くようなものです。

それをわからずに、
マスコミに煽られて、アホの意見に同調してしまっているので、
アホなのです。

公務員給料削減も然りです。

あ、それに、
給料が低い、充分に政治活動ができないとなると、
賄賂の温床にもなります。

政治家も公務員も人間です。聖人君子とは限りません。
なので、充分にエサを与えるべきなのです。
僕たちと同じ、ただの国民なのです。

議員削減、公務員削減も同様です。

議員数が減る、公務員数が減るという事は、
それだけ私たちに対するサービスが低下する事になります。

効率性などをいくら上げたとしても、
私たちに接する議員、公務員が居なくなるのですから、
その分、大なり小なり、サービスが低下するのは否めません。

何かしなきゃ、いけないってなった時に、
お金が無いから出来ません。
人が足りないから出来ません。

そういう風に政治家や公務員等に言われた時に、
私たち国民が、それなら仕方がないですね。
で溜飲を下げるなら、わかります。

しかし、きっとおそらく、
政治家なんだから、
公務員なんだから、
何とかすべきだ!とか、
なんで、そういうところにお金を使わないんだ!
なんで、人を増やさないんだ!
みたいな事を言う輩も出てくるでしょう。

でも、さっきも言いましたが、
政治家も公務員も聖人君子ではありません。
限界があります。
とはいえ、日本人は、特に日本の政治家なんて偽善者ですから、
頑張ります!みたいな態度を取るでしょうけど、
物理的に無理なものは無理です。
精神論でのカバーには限界があります。
たまにならカバーできるでしょうけど、
それが慢性的になれば、限界がありますし、
それを続けて行けば、精神的にも身体的にも壊れていくでしょう。
結果的に、
回り回って、
かえって国民の負担になっていく事でしょう。

そういう状態は組織としては
大きなミスで、
そうならないように改善しなければなりません。

そうであるならば、
政治家も公務員も、
適切かつ充分な給料、
適切かつ充分な人数が必要です。

カツカツ、ギリギリでは、ダメだと、俺は思います。

機械的な作業ではないですから、
ある程度、余裕、遊びがないと上手くいきません。
てか、機械的な作業ですら、遊びは必要だと思いますし。

僕が思うに、
充分な給料、
充分な人員なのに、
やる事、しっかりやっとらんから、叩かれるわけです。

やる事やれば、いいだけの話です。

カツカツ、ギリギリにしちゃうと、
都合いい逃げ口上を作るだけです。

充分に与えて、やる事やれ!
と、叩く方が、その方が、
議員や公務員のためでなく、国民のためになります。

国民のために身を切ります!みたいな事を謳うと、
世間じゃ良しとされるみたいだけど、
身を切ったら、その分、活動が抑制される傾向にあるわけだからね。
つまり、結果的に国民のためになってないわけですよ。

叩かれて叩かれて、
給料も減って、数も減って、
そこまでしても、やる!って人間は、普通の人間じゃないですよ、
それでも、やる。って人間は、
神様か、変人か、バックボーンがある輩くらいですよ。

そこまで考えずに、マスコミに煽られて、
無駄削減、無駄削減が正しいと思いこんじゃってるのは、
ほんとに、アホなんだと思います。

感覚的に、
点を取らなきゃ、勝てない場面で、
ディフェンス増やして、点取れ!言ってるような感じです。

勝ちたいのか?
それとも無駄を削減しさえすればいいのか?
本旨は、どっちなのかって事です。

それに、
数減らしたって、給料減らしたって、
大した額にはならない。

大した改革にはならない。

日本の天下国家の事を考えれば、
こんな事は、やらなきゃいけない優先順位としては、限りなく低いので、
ここまで取り組む必要性がマジで見いだせない。

もっと突っ込んで言えば、
日本を弱体化させようとしてるしか思えない。

給料減らせ、数減らせってのは、
これはもう、なんか、
そうすれば良くなるとかいうよりも、
日本特有の悪い精神論に過ぎないわけです。

結果云々よりも、
そういう姿勢を見せれば、良しみたいな。
それをしなければ、悪みたいな。
日本の悪習です。

もちろん、不必要な無駄は無くすべきです。

でも、だからと言って、
無駄だから、なんでもかんでも無くすというのは反対です。

一見、無駄と思えるものにも、意味があったりするものです。

そもそも人間なんて無駄だらけで、
無駄があるからこそ、社会が回るわけで、
無駄がなければ、窮屈過ぎて、生きていけないですし、
よしんば生きていけたとしても息苦しいでしょうし、
楽しくない世界だと思います。

たとえば、
僕は、無駄な買い物は一切しないようにしてますけど、
僕みたい人間ばっかだったら、
経済は上手く回りませんよ。

無駄は無くすべきですけども、
ある程度の余裕があってもいいと思います。
バランス感覚が大事だと思います。

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