社会、伝統、文化、外国人

・外国人住民基本法案に猛反対

民主党が
かねてから推進してきた外国人住民基本法案に反対だ。

以下の法案の要旨は、
インターネットに掲載されていた外国人住民基本法案を読んで、
俺がざっくりまとめたものだ。

法案の要旨

《外国人住民基本法(案)》全文より
(1998 年1 月15 日)
(「外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会」
  第12 回全国協議会で作成 )

・日本を「日本人の国」から
 「色んな外国人が住む多民族国家」にして行く。

・日本の植民地政策の戦後補償をする。

・外国人を差別する日本人を監視する機関を設け、
 外国人を保護、救済していきます。

・不法滞在だろうがなんであろうが、
 日本に滞在する全ての外国人には、
 日本人に認められているあらゆる権利を与えます。

・不法滞在であっても、不法入国だとしても、
 あらゆる外国人住民を
 日本側からは強制送還しませんし、
 さらに、
 あらゆる外国人住民の方が
 好きな時に
 自由に日本を出て行く事も出来ますし、
 期限を守ってくれれば、
 いつでも日本に戻って来られるよう配慮します。

・パスポートを持っていない外国人住民だとしても、
 日本国外に旅行できる手続きをしてあげます。

・永住資格の条件を10年以上から5年以上へと緩和します。

・不法滞在や密入国の外国人でも、日本から国外追放し難くします。

・不法滞在や密入国の外国人でも、
 一旦、永住資格さえ取得すれば、
 外国人は絶対に国外追放されないようにします。
 
・不法滞在や密入国の外国人でも、
 日本で一旦、家族を作ってしまえば、
 日本で、その家族の一員として生活していく権利を与えます。

・不法滞在や密入国の外国人にでも、
 基本的自由、市民的権利および社会権、経済的社会的権利など
 日本人と同等のあらゆる権利を得る事を有し、
 そのための特別措置を要求する事ができます。

・不法滞在や密入国の外国人だとしても、
 ひとたび永住資格を取ってしまえば、
 日本の公務(公務員、政治家)につく事ができます。

・不法滞在や密入国の外国人だとしても、
 日本人と同じ社会保障や戦後補償を受ける事ができます。

・外国人に
 日本に居ながら、
 自分の国の言語や文化歴史、伝統について
 教育を受ける権利を与えます。

・外国人文化普及のために
 団体を結社し、維持する権利を与えます。

・日本で外国人文化を保護、普及、発展させるための、法律を作ります。

・日本語表記だけではなく、
 全ての外国人住民に理解できる言語を記載したサービスを
 地方公共団体にやらせます。

・不法滞在や密入国の外国人だろうと、
 外国人に参政権を与えます。

 

と、
以上になる。

要旨を読んで頂ければわかると思うが、
日本人にとって、
メリットになるような事は一つもない、とんでもないものである。

外国人を優遇する事で、
結果として、
日本人にとっては、
むしろデメリットでしかない。

外国人差別を無くしたり、
外国人と平等に暮らせる世の中にしたいというのは、
俺も思うし、良い事には違いない。

でも、
そういうのは人の心の在り方であって、
法的に拘束するのはいかがなものかと思う。

イジメだって、そうじゃん。

大抵の人は
イジメを無くしたいと思うわけじゃん。

でも、
イジメられたか、
どうかってのは、
人の心の問題で、
同じ事をされても、
人によって
捉え方が違うわけじゃん。

で、
例えば
イジメ撲滅法案ができたとするじゃん。

あからさまなイジメなら、
わかりやすくて対処もできるだろうけど、中には微妙な例もあるわけじゃん。

僕はいじめられたとか、
俺はいじめていないとか、
意見が食い違うような論戦になって、泥沼化したり。

そうなると、
イジメ撲滅法案は、
いじめられた者の側に立っている法律だから、
いじめられた側の主張を優先しがちになるよね。

だから、
言ったもん勝ち
みたいな様相を呈してくるわけじゃん。

そういう事になると、
法も悪法になってしまうわけですよ。

外国人住民基本法案も
そういう恐れがあるわけよ。

で、
今度は、
逆に、
それは日本人差別だみたいな主張も出てくるわけ。

そうなると、
わけわかんなくなっちゃうわけじゃん。

つうか、
なんで、日本なのに、
外国人から日本人が差別されなきゃいけないの、ってなってくるわけ。

だったら、
そういう法を最初から設けないほうがいい。

で、
外国人差別なんてあってはならないけども、
この国は日本なんだから、
多少、日本寄りであってもいいと思うし、
それは日本国民の権利を守るという意味でも当然の事だと思う。

だから、
外国人住民基本法案には反対だ。

民主党が政権を取って、
法案可決に多少、現実味の余地も出てきたが、
こんな法案は何としても、可決させてはならない。

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