社会、伝統、文化、外国人

・国民総背番号制度を導入して暮らしを便利にする

国民総背番号制度とは、
政府が国民全部一人一人に番号を付与し、
個人情報を管理しやすくする制度の事である。
(共通番号制度という表現もある)

国民総背番号制を導入する事は、
私達国民にとっても、
管理する行政にとっても、
メリットばかりである。

まず
管理する行政側のコストや手間が大幅にカットされる。

現在、
日本では、

基礎年金番号、
健康保険被保険者番号、
パスポートの番号、
納税者番号、
運転免許証番号、
住民基本台帳カードなど

各行政機関が
個別に番号をつけているため、
国民の個人情報管理に関して
縦割り行政で重複投資になっているのだ。

これらを一元化する事(番号共通化)によって、
大幅に無駄を削減する事ができる。

それによって、
コストが下がれば、
国民の税金が下がるかもしれないし、
他に予算を回す事もできるし、
それまでの労力を他のサービスに提供できるようになるのだ。

それだけでなく、
生まれてから死ぬまで、
一生使える一つの番号を与えられて、
その番号さえ覚えておけば、
あらゆるサービスを利用できるじゃん。

今までだと、
何かをするには、

こっちでは、
この番号、

あっちでは、
あの番号と、

利用するサービスによって、
使い分けなければならなかったが、
そんな手間が一切無くなるのだ。

国民にとって、
すごく使いやすいものとなる。

例えば、
企業のお客様センターかなんかに問い合わせした時に、
必ずと言っていいほど
本人確認がある。

そこでは
お客様番号や、
名前、生年月日、住所などを言わなければならなかったりする。

お客様番号なんかは、
会社会社によって、
違うから全部を覚えているのは難しい。

本人確認なんて必要もない問い合わせでも、
そういった確認作業が避けられなかったりする。

そんなときに、
国民総背番号制で番号を与えられていたら、
その番号と予め指定してあるパスワードや声紋確認で、
OKとなり、
煩わしさを大幅に解消する事ができるじゃんか。

他にも色々ある。

例えば、
ネットとか店舗で会員登録なども、
名前、住所などを書かなくても、
番号を記入するだけで一発OKで済むようになる。

その番号自体が本人確認の身分証明ともなる。

病院に行った時は、
その番号を言って、
その番号に対してカルテが書かれ、
日本全国どこに引っ越しても、
全ての医者がそのカルテを見る事ができる。

もちろん本人も
自宅でネットを介して見る事ができるようにする。

自分の産まれてから死ぬまでの全ての情報が
その番号の中に凝縮されているのだ。

いわば、自伝みたいなものだ。
自分で意識して書く必要がないのだ。
番号を使って何かをする度に自動的に記録してくれるのだ。

犯罪などの早期解決にもなるし、
脱税などを防ぐ事もできる。
国民総背番号制を成り立たせるためには、
定期的に、
顔写真、虹彩や指紋、血管、声紋、DNAなどの生体情報や、
変更可能なパスワードを登録する必要がある。

また、
国民総背番号制度があれば、
わざわざ国勢調査などをする必要が無くなる。

つまり、
国勢調査をするにあたっての手間やコストが要らなくなる。
良い事だらけだ。

もしデメリットを挙げるとすれば、
自分の情報を管理されるのは不安だという事だ。

情報が漏洩されたり悪用されたりする事だって
あるかもしれない。

もちろん、
それらについての対策は万全を図る事は絶対だし、
しかし、それを仮にやったとしても、
100%絶対、安全とは言えないかもしれない。

ただ、
だからと言って、
臆病になるのはナンセンスだ。

飛行機は墜落する可能性がゼロではない。

でも、
我々は飛行機に乗っている。

道を歩けば、
頭部を目がけて隕石が落下してくる可能性だってある。

でも、
我々は生活している。

そのようなリスクを気にして、
前に進まないのはうーんって感じだし、
俺は前に進みたい。

この国で悪さをしようとしている奴ら以外にとっては、
一元管理された番号を付与される事は便利だと思うよ。

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