社会、伝統、文化、外国人

・五輪(オリンピック)のスポーツ強化費を大幅に上げる

韓国には、
1966年に
国家代表の選手強化の施設が出来ていて、
(韓国ナショナルトレーニングセンター)
スポーツ年金制度もある。

金メダルを取れば、100万ウォン(約7万円)
銀メダルを取れば、45万ウォン(約3万円)
銅メダルを取れば、30万ウォン(約2万円)
が、
生涯に渡って支給される。

スポーツ年金があれば、
選手生活が終わっても、
コーチとして選手を育てるといった事もしやすくもなる。

日本の場合は有料だが、
韓国の場合は、
食事代、宿泊費、使用料、国がすべてを支援する。

韓国の選手育成システムは、
選手が中学生の時から始まり、
授業よりも運動中心にして、
学生としてではなく、
プロの選手と同様に扱う。

学生スポーツでもプロが指導するのだ。

これは、
公立私立にかかわらず、
韓国のスタンダードになっている。

優秀選手であれば、学費等は無料になる。

運動だけに集中できる環境にあるのだ。

国際大会で韓国が強くなる度に、
施設も強化され続けている。

現在は、
およそ130億円をかけて、
第2ナショナルトレーニングセンターを建設している。

また、
メダルを取れば、
選手は兵役を免除される。

メダルをかけての戦いにおいて、
ここぞという時の、わずかな差ではあるだろうが、
兵役免除や愛国心が有る無しによって、
選手のモチベーションに差が生じるのは必然である。

だから、
韓国はオリンピックなどの国際大会において、
日本よりもメダルを獲得するのだ。

その根幹にあるのは、
韓国の愛国心教育にある。

それが全てを押し上げている。

韓国も中国もさ、
日本より、メダル取ってんじゃん。
そういうトコ、大いにあると思うよ。

韓国は
愛国心を胸にピンポイントで頑張ろうってなるが、
日本の場合、
愛国心をタブー視しているので、
国家として頑張る事にためらいがちになり、
どこに向かって頑張ろうとしているのか焦点が合わない。

日本の選手の場合、
自分のために頑張りますとか、
楽しみます。みたいな感じがあったりするじゃん。
別に、それもイイと思うけど、
やっぱ、背負ってるもんがデカい方が、
ここぞ、という時に、踏ん張れたりする。

結果、
ここぞという時に、
想いが弱い方が負ける。

個人で戦うのと、
国を背負って代表として戦うのでは、
土壇場の苦しい時に、差が出てくると思う。

日本は戦前、教育勅語があったけど今はない。

韓国は儒教精神が根付いている国だから、
教育にも、
おそらくそれが表れていて、
家族を大事にして、
日本以上に目上の人に敬意を払う。

自分のためにスポーツするというよりも、
両親に楽させてやりたいという思いで、
スポーツ選手として活躍したいという気持ちも自然に生まれる。

実力が拮抗していた場合、
絶対に勝つぞというヤツの方が強いに決まっている。

ちなみに
北京五輪のスポーツ強化費(JOC調べ)なのだが、
アメリカで165億円、
イギリスで120億円、
ドイツで274億円、
中国で120億円、
オーストラリアで110億円、
韓国で100億円となっている。

日本はなんと25億円だ。
韓国の4分の1、
アメリカの6分の1以下、
ドイツに至っては10分の1以下である。

ちょっと少なすぎるんではないか。

せめて最低でも100億円くらいに出したれや。

しかも、
日本の25億円のうち、
国が支援するのは3分の2だけで、
3分の1は負担しなければいけないのだという。

これは、キツイべ。

スポーツで日本が金メダルを独占しようものなら、
日本人は高揚し、景気は間違いなく上がる。

スポーツ特需だ。

サッカーアジア杯、優勝した時なんか、
歓喜のあまり夜中に絶叫して余韻はしばらく続いたからね。

サッカーだけじゃなくて、
オリンピック含めた世界大会で、
日本が良い結果出すと、
国民はテンションが上がる。

テンション上がれば、財布の紐も緩む。

国が
下手な経済対策するよりも、
スポーツ対策費をもっと出せや。

それが良い経済対策にもなる。

韓国みたいにさ、
日本にもスポーツ年金あったていいしさ、
施設とか全て無料で使えたっていいしさ。

とにかく、
日本も、
国家として、力を入れた方がいいと、俺は思う。

(参考:未来ビジョン)

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