外交、領土問題

・国連の敵国条項を撤廃する

日本も加盟している国際連合には、
敵国条項というものが存在しており、
この敵国条項の敵国というのは、
第二次世界大戦中に連合国の敵国であった国となっており、
つまり、
日本は敵国に含まれるわけである。

敵国条項というのは、
簡単に言っちゃうと、
敵国が悪さをしたら、
国連で話し合いをせずに、
単独で無条件に、
敵国に対して軍事的制裁を課す事が認められるというもので、
具体的にいえば、
仮に日本が国際連合憲章に違反する事をしたら、
国連決議を経なくても、
軍事制裁を課されてもOKって事なのだ。

敵国でなければ、
普通は、
軍事的制裁を課される場合は、
国連の安全保障理事会で議決されなきゃいけないけど、
中国、イギリス、フランス、アメリカ、ロシアの、
常任理事国の意見が一致しないと発動されないので、
今のところ、
国連軍としての動きは無く、
多国籍軍という形でしかない。

そのくらい、
慎重なものなのに、
敵国に関しては、
そういう手続きを省いて、
軍事制裁を課する事ができるという風になっている。

第二次世界大戦後、
敵国であった日本、ドイツなどが、
新たに戦争を起こしたわけでもなく、
半世紀以上が過ぎた今、
その敵国条項を撤廃すべきだ。

実は、
1995年に、
国連総会で、
敵国条項撤廃について、
賛成多数で採択されたにもかかわらず、
未だ実現できていない。

それを実現するには、
ざっくり言うと、
国連加盟国各国が自国に持ち帰って、
敵国条項撤廃について承認するっていう作業を
しなければいけない。

だが、
国連加盟国がそういった作業をしていないので、
国連の敵国条項撤廃にまで至っていないのだ。

なので、
引き続き加盟国に対して、
そういう手続きを執るように促していかなければいけない。

まぁ、敵国条項なんて、
なんぼのもんじゃいみたいなところはありますけど、
日本が国連に加盟している以上、
帝国条項撤廃を訴え続ける必要があると、俺は思う。

つうか、
日本の安全保障上の事も考えても、
日本が戦争しようとしていないのに、
日本は戦争しようとしている、侵略戦争だ。
国際連合で制裁しようという流れを阻むためにも、
国連の敵国条項は、撤廃しておいておかないといけない。

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