子供、少子化対策
・父子家庭を母子家庭と同じような待遇にする
公的支援は、
すべてにおいて父子家庭は該当しないようだ。
顕著なのが児童扶養手当だ。
18歳未満の児童がいる低所得世帯に
月額9850円~4万1720円を支給しているのだが、
条件を満たしたとしても、
父子家庭は
児童扶養手当の支給対象外となっているのだ。
理由としては、
ひとり親の平均年収で、
父子家庭421万円に対して、
母子家庭が213万円と、
(2006年・厚生労働省)
差があるから、そうなってしまっている。
しかし、
父子家庭であっても、
年収300万円未満の父子家庭は、
37,2%と4割近く存在している。
(2006年・厚生労働省)
同じように困っている人が居て、
その支援に対して、
男女に差があるのがおかしい。
意味がわからない。
こういう男女の差は是正しなアカンよ。
女は弱いもの、男は強いものという前提で考えてしまって、
実態を把握しきれていない。
もちろん、
何でもかんでも支援ってのはアレだけど、
本当に困っているならば、
それは男女差関係無く、支援するべきだ。
って、思っていたら、
あれ、
民主党さんが公約通り、
父子家庭にも
児童扶養手当支給させてくれたみたいです。
よかったよかった。
ひとりひとりの小さな声が集まって、
大きな力となり、
こういう結果になったけれど、
本来は、
そういうのが無くても、
もっと前に解決するような世の中であってほしいなと思いました。
母子医療が
ひとり親医療(父子家庭、母子家庭)になったりして、
男女間の差が是正されつつはありますが、
貸付金や就労支援など、
まだまだ母子家庭にだけというものはあるようですね。
こういう福祉的なものでは、
男女差なく支援できるよう整えて行きたい。
年金とか健康保険とか、
男だから、女だからで、
主だった差なんてないでしょ。