食、第一次産業、環境

・海外に日本の農地を確保し日本の農業を世界に進出させる

世界では今、農地争奪戦が繰り広げられている。

例えば、
韓国は国策として、
スーダンに69万ヘクタールの農地を確保している。

69万ヘクタールというのは
東京都(約21万ヘクタール)約3個分、
東京都と千葉県を合わせた面積くらいだ。

中国は
コンゴ民主共和国に280万ヘクタール、
ザンビアに200万ヘクタールの農地を確保していると言われている。

中東諸国などもそうだ。

サウジアラビアはタンザニアに、
アラブ首長国連邦はスーダン、パキスタンに、
リビアはウクライナに農地を確保していると言われている。

国外で生産した食料を
優先的に国内に輸入しようと考えている。

国策としてだけでなく、
民間企業なども含めれば、
この流れはもっと顕著で、
すでに2000万ヘクタール以上の世界の農地が、
自国以外の国や企業に確保されていると言われている。

新植民地主義とも批判されている農地争奪戦だが、
見返りとして農地提供国の道路や水道の整備をしたり、
雇用を生んだりなどのメリットもある。
そのため、積極的に農地を提供する国もある。

日本も相手方の同意を得て、
海外に農地を確保して、
安定的な食糧生産に努めたい。

(参考:学べるニュース)

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