食、第一次産業、環境
・日本にもホームメード認証を導入する
以下、
皇紀2675年(西暦2015年)2月16日放送
未来世紀ジパング
危機に瀕するフランス料理!? 救世主はニッポン! より
ここから
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多くの観光資源を持つ、世界一の観光大国フランス。
外国から訪れる人は、毎年、増え続けている。
外国人観光客数
西暦2011年 8155万人
西暦2012年 8300万人
西暦2013年 8500万人
訪れる人の楽しみの一つは、
ユネスコの世界無形文化遺産に登録された西暦2010年フランス料理。
そのフランスの誇りでもあるフランス料理に異変が起きているという。
100年以上の歴史があるフランスの有名店をアポ無しで訪ねた。
店内はかなり広く、混雑している。
一番のオススメというフォアグラを注文。
3分ほどで、パンと一緒にメインのフォアグラも出てきた。
アポ無しで訪れた訳は、街で、こんな声を聞いたから。
「昔は、どこへ行っても、おいしかったけど、今は探さないと、おいしい店はないね。」
「メニュー全部が冷凍食品という店もありますよ。」
確かに、さっきのフォアグラ。
普通であれば作るのに、10数分かかるであろう。。
このフォアグラ、レトルトと思われる。。。
実は一昨年(西暦2013年)、
フランスの料理について、衝撃のデータが発表された。
フランス料理を始めとするレストランが
13万5000店、
フランスにはあるが、
そのうち85%が冷凍食品やレトルトを使用しているという。
レトルトや冷凍食品が日常的に使われている現実。
日本でいう経済産業省の副大臣が、その深刻さを語った。
「冷凍食品やレトルトの商品をそのまま出しているお店も残念ながら多いんです。
フランスのレストランはとても質が低下しているんです。」
観光客の増加に伴い、
手軽に、そして安易に、料理を作るレストランが増えた。
その結果が「不味い」という最悪な事態になっている。
その対策として、
フランス政府はホームメード認証という制度を導入した。
これが、ホームメード認証のマーク。
このマークは、お店が素材から調理していることを表すマーク。
下が、お鍋で、
上が、家をイメージして作られたもの。
去年(西暦2014年)7月に導入され、
半年の試験期間を経て、今年から義務化された。
これで手作りかどうかが一目瞭然。
客から見ても、すぐ分かるようになった。
店内で素材から調理している料理に表示。
ホームメード認証の大前提として、
「焼く」・「煮込む」・「炒める」は必ず店舗で行うこと。
「ホームメード認証」基準の一覧として、
・セントラルキッチンで作り、温めるだけの調理…×
・冷凍の肉や魚を解凍して作った料理…○
・他で千切りにされたキャベツを使った料理…○
・市販の生クリームを使う…○
・市販のデミグラスソースを使った料理…×
あと、他にも、
ハムとかソーセージとか、店で作るのが大変な加工食品も…○
(○なら、ホームメード認証マークを付ける。)
(×だと、ホームメード認証マークを付けちゃダメ。)
↑
ここまで
日本もさ、
レトルトやら冷凍食品やら使ったりさ、
電子レンジでチン!なんて店、仰山あると思うで。
日本も、やったったら、ええやん。
やっぱりさ、
お金払って、お店にご飯食べに行くんだからさ、
ちゃんと作って欲しいじゃんか。
嫌だよ、レトルトとか冷凍食品とかチンとかさ。
なんで、そんなもん、食わなアカンねん。
そんなんなら、逆にカネ欲しいわ!
俺的には、化学調味料や不必要な添加物やらもアウトやけどね。
カップ麺とかさ、
あらかじめ分かって食べてるならいいけどさ、
外食してさ、
あ、これ、加工食品っぽい。。。って分かった時、
スーーーーッゴイ、嫌な気持ちになるもん。。
しっぱい、した。。。っって。
な、わかるやろ?
ホームメード認証を導入したって、
完璧じゃないだろうけども、全く無いよりは、マシじゃん。な!
和食に限らず、日本の食の質を低くしたくないんだよ、俺は。
レトルトとか冷凍食品とかさ、使うなら使うで、
これは、
レトルトです、とか、
冷凍食品です、とか、
チンです、とか、表示してくれよ。
そしたら、俺は、食わないからさ。